重夏の部屋
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[701] 無題。
届かぬ声でも
僕は 歌っていたくて
咲かぬ花でも
僕は 愛でていたくて
2006/10/19 (Thu)
[702] 蒼に触れる。
僕が まだ
これっぽっちも
届くこと 出来ずにいる
あの蒼い 蒼い空に
ねぇ
君はもう
届きましたか?
2006/10/20 (Fri)
[704] 月涙。
はらはら、と
舞い散る
月の涙が そっと
そっと静かに
募る 貴方への
”想い”に紛れて
2006/10/26 (Thu)
[705] 無題。
君の言葉で 僕は
呼吸するの
2006/10/27 (Fri)
[708] 難。
言葉を拾っては
失ってを繰り返し
言葉を辿っては
不器用なまでに
言葉に迷うばかり
2007/09/03 (Mon)
[711] この指先は。
紡ぐ言葉が
途切れても
桜色に染まった
この指先は
きっと また
何かを描こうと
するはずで
2007/04/26 (Thu)
[714] 無題。
貴方が
恋しすぎるあまり
僕は 時々
呼吸さえ 忘れて
2007/09/03 (Mon)
[717] 無題。
たとえば
僕が描くこと
止めてしまったなら
ねぇ
誰が続きを
描いてくれると言うの
2006/11/23 (Thu)
[719] 無題。
言葉にそえた想いが
想いにそえた言葉が
いつの日か
いつの日にか
あなたのもとに
届きますように
2006/11/24 (Fri)
[723] 花涙。
想えば想うほどに
もう
どうしようもなく
苦しくて 痛くて
仕方ないのです
2006/11/28 (Tue)
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