重夏の部屋
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[779] 無題。
苦しくて 涙が溢れ
切なくて 心が焦げる
恋しくて 指先が震え
痛過ぎて 言葉を失くす
君が 知らない
”想い”が 此処に
僕も 知らなかった
"恋"が 此処に
2007/02/11 (Sun)
[785] 無題。
また君に
伝えられなかった言葉が
頬を伝う涙に変わるのです
2007/02/23 (Fri)
[787] 無題。
伝えたいものほど
どうして こんなにも
カタチにならないの
2007/02/26 (Mon)
[788] 無題。
泣きたいだけ泣けばいいよ
君の涙の欠片を僕はすべて
掬い受け止めてみせるから
2007/03/01 (Thu)
[789] 散桜。
君がいない 君といない
現実がほら
色もなく 音もなく
壊れてゆく
君がいた 君といた
記憶をなぞれば
声もなく 果てもなく
泣き崩れてしまうよ
君がいない 君といない
時間の中で
大丈夫 大丈夫と
何度も言い聴かせ
君がいた 君といた
あの時のまま
僕はまだ この場所から
歩き出せずにいるよ
2007/03/02 (Fri)
[792] 淡恋。
この ほどけてしまった
リボンのように
堅く 結び合った指先も
いつかは
ほどけてしまう日が
来るのかな
2007/03/15 (Thu)
[793] 白蒼。
優しさは もう
溶けて 解けて
残ったのは
切なさと痛みだけ
2007/03/15 (Thu)
[794] なみだ。
素直に言えない
いくつもの
“ありがとう”が
いくつもの
“ごめんね”が
溢れ 零れ頬を伝うのです
2007/03/15 (Thu)
[795] 無題。
”抱きしめたい”
それは もう
理屈じゃなくて 衝動で
2007/03/18 (Sun)
[797] ケジメ。
やっと 伝えられた
”好き”
きっと 後悔はしない
2007/04/26 (Thu)
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