重夏の部屋
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[689] 月影。
溢れる想いは今日も
行き場を失くし
月の影に 隠れゆく
2006/10/06 (Fri)
[682] 見上げた月。
水底から
見上げた月は
ゆたゆた、と
降り注ぐ淡い光を
受け止める 瞳は
まだ 透き通ってる
2006/10/03 (Tue)
[680] 結。
しっかりと
結んでいたはずの指先は もう
ほどけてしまっていたんだね
2007/04/26 (Thu)
[679] 花の様に在りたい、と。
花色の風に舞う
儚くも 潔い
哀しくも 優しい
その姿を見つめ思うのです
2006/10/01 (Sun)
[678] 静。
言葉を静めて
想いを静めて
僕の心を
沈めてくだい
2007/04/26 (Thu)
[676] 想。
僕は もう ずっと
許されたかったんだ
2006/10/01 (Sun)
[666] 涙路。
泣いた分だけ
強くなれると言うのなら
今は 泣いておこう
2006/09/26 (Tue)
[662] 勿忘草色が落ちる時。
もしも震える指先で
竦んでいた想いごと
掬いあげていたなら
少しは 何か
変っていたのかな
ねぇ...
君が居ない 涙も無い
僕にはもう泣くことさえ
出来ないみたい
最後に残ったモノ
それは
哀しすぎる 痛みだけだった
もしも白い未来に
竦んでいたこの足を一歩でも
踏み出していたなら
少しは 何か
変っていたのかな
ねぇ...
君が居ない 光も無い
僕にはもう歩くことさえ
出来ないみたい
最後に残ったモノ
それは
哀しすぎる 痛みだけだった
もう何も 望まないよ
もう何も 言えないよ
もう何も 欲しがらないよ
もう何も 見たくなんてない
―…君が居ないような
明日なんて…―
2006/09/26 (Tue)
[660] あの頃は。
つないだ手さえ温かければ
それだけで よかったのにね
2006/09/22 (Fri)
[655] 水色の”さよなら”。
今も溢れる
静かなこの想いに
君は きっと
気づくことはないでしょう
頬を伝う
音の無いこの涙に
君は もう
振り返ることもないでしょう
2006/09/21 (Thu)
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