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重夏の部屋  〜 新着順表示 〜


[619] 白紙の未来。
詩人:重夏 [投票][編集]

あまりの白さに


あまりの広さに


あまりの果てしなさに



目の奥が痛んで

仕方がない

2006/07/26 (Wed)

[611] 縹色の路 共に。
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ゆっくりでいいんだよ

歩き出してごらん



立ち止まったままでは

いつまで経っても



動くことなどしない

額(がく)の中の景色のままだよ



だから 歩き出してごらん



いざとなれば 僕がついてる


君の傍らに寄り添って支えるからね




だから 君のペースでいい



歩き出してみてごらん 

2006/07/21 (Fri)

[606] 記憶の彩り。
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忘れてしまおう、と 
必死の努力


忘れたくなんてないよ、と
無力な抵抗

2006/07/20 (Thu)

[603] ガラス細工。
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キラリと 輝く


ガラス細工




それは ”ココロ”

2006/07/17 (Mon)

[600] 無音の 痛み。
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この手を 解いたなら

心の痛み 消えると想ってた



振り向きさえしなければ


心 大丈夫だと想ってた

2006/07/16 (Sun)

[599] 僕から君を。
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引いてしまえば


きっと 何も残らない



いや 傷跡が一つ

増えるかな

2006/07/16 (Sun)

[598] うたう こと。
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唇が紡ぎだす 幻想


指先が奏でる 旋律



すべては色を持って

溢れ出しているんだ 

いつ何時も



そう 

 君から

  あなたから

 

それは


  きっと


何よりも 


"美しい"モノではないかと 想う

2006/07/16 (Sun)

[596] 宙に舞う 言の葉。
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たくさんの 

”言葉”を知りたくて


たくさんの 

"言葉"に触れたくて


たくさんの

”景色”を観たくて


たくさんの

"景色"を映し取りたい



そうして 

得られるもの


余すことなく 拾い集め


それらを


組み立てては 崩してみたりを


繰り返しながら




何かを 


紡いでゆきたいと


ただ純粋に 想う

2006/07/13 (Thu)

[595] 碧に還す 君の色。
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『海』




君への”想い”

今日こそ 手放すよ



降りそそぐ 陽射しは


あまりに 優しいベールのよう




潮風 ふわり、と


僕の涙を連れさって




溢れ出した 碧の薫りが



少し弱っている 僕の背中を



強く押してくれたような気がした

2006/07/14 (Fri)

[594] 終わらせない物語 紡ぐ。
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何年後 

何百年後

何千年後...


めぐり 廻る時間(とき)の中



僕は きっと ずっと

君の姿を

追いかけ続けていることでしょう




幾千の時 経ても 再び

君の手を握り締めてみせましょう



君のもとに

辿り着いてみせましょう



そう 君は 僕の

唯一の”ひと”だから

2006/07/12 (Wed)
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