詩人:重夏 | [投票][編集] |
方角さえ掴めずに
目が眩みそうなほどの白が
何処までも
ただ 何処までも
果てしなく
続いているだけ
そう
”白紙には 道などない”
だから
どうか
君の声をください
君の言葉をください
君の声で
君の言葉で
道を創りあげて
その場所まで
導いてはくれませんか
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後ろを
振り返れば
貴方の面影が
滲んで見えるの
前を見据えれば
まだ色のない未来が
待っていると分かっているのにね
それでも
後ろを振り返れば
幸福だった”過去”が
確かに在って
前を見据えてしまえば
もう
貴方は居ないんだって
嫌ってほど
思い知る
思い知らされてしまうよ
貴方の隣りには もう
誰か居るのだろうか
隣りは空白
貴方は もう
此処には 居ない
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貴方との距離はまるで
この空のように
遠いですね
手を伸ばしても
届きはしない
ただ眺めることしか
できないこの空のよう
私には触れられない
私には届かない
とても歯痒い距離
届きそうで届かない空のよう
貴方はとても
遠いのですよ
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よし!
これでいい
これで完璧だ,と
そこで一区切り
打ってしまうと
きっと
それ以上を求めること
忘れてしまうんじゃ
ないかって想うから
区切りは打たない
行けるところまで
行こうって
そう 想うんだ