重夏の部屋
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[561] 叶える。
まるで
流れ星でも
掴もうとするような
そんな
儚い願いでも
それが
君の願いなら
叶えてあげたくて
届かせてあげたくて
2006/06/16 (Fri)
[560] 考え。
一度
全てを粉々に壊して
跡形もなく壊してみて
新しく始めてみるのも
手なのかもしれない
2006/06/14 (Wed)
[556] 巡る。
この恋の甘みは 私を惑わし
この恋の痛みが 私を生かす
2006/06/14 (Wed)
[555] 繰り返し。
何度も試行錯誤したあと
結局 辿り着くのは
”貴方が好きなんだ”
という 想いの場所
2006/06/12 (Mon)
[554] 思い込み。
ちっぽけだと
思っていたモノほど
案外 大きくて
大き過ぎると
思い込んでいたモノほど
案外 ちっぽけだったりする
2006/06/12 (Mon)
[550] ノイズ。
風の吹かない夜
月の見えない夜さえ
静寂などは 此処にはなくて
2006/06/11 (Sun)
[546] 必要不可欠。
貴方がいないと
酸素が足りないよ
貴方がいないと
呼吸さえ
ままならないんだから
2006/06/08 (Thu)
[544] 蒼の心に。
蒼の静寂に降る
桜色の雨
蒼の静寂を満たしてゆく
桜色の雨
まるで花弁のように
はらはらと
ひらひらと
心に落ちる
心に堕ちる
2006/06/08 (Thu)
[543] 再認識。
誰かの手のひらの温度を
知った時から
知ってしまった
瞬間から
きっと 一人では
生きてゆけないのだと知る
そして また一人で
生きて来たのではないと知る
2006/06/06 (Tue)
[542] 小さな 小さな願い。
つないだ 手のひらに
力を込める
願いを託す
この一瞬間だけでもいい
貴方のすべてを
私にください、と
2006/06/05 (Mon)
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