詩人:重夏 | [投票][編集] |
ねぇ 聞いて?
私ね 貴方のこと
ぎゅって包み込んであげたいし
ぎゅって包み込んで欲しいの
優しく 甘く
例えて言うのなら
キャンディーのように
包装紙でクルクルって
包み込むように
例えて言うのなら
暖かな春風のように
貴方のことも
包み込んであげたいの
愛の言葉を囁きあうより
ただ優しく甘く
包み込んであげたいし
包み込んでもらいたいの
ねっダメかな?
詩人:重夏 | [投票][編集] |
”ありがとう”を
何度言えたかではなく
”ごめんね”を
何度言えたかではなく
”さよなら”を
何度言えたかではなく
相手の心に何度触れることが
出来たか、ではないだろうか
詩人:重夏 | [投票][編集] |
目眩がしそうなほど
果てしないこの道に
私は
どれほどのモノを
拾い集めてゆけるのだろうか
どれほどのモノを
落とし失くしてゆくのだろうか
そして 何より
どんなモノを私は
自分の意思で置いてゆくのだろうか
詩人:重夏 | [投票][編集] |
”後戻り”という言葉を
今日捨てようと思います
ここに置いてゆこうと思うのです
明日から前だけを見て歩けるように
”後戻り”などという言葉
初めから知らなかったというように
詩人:重夏 | [投票][編集] |
この風
君に吹いた風なのかな
この風
君を掠めて来た風なのかな
この空
君も見ているのかな
この空のあの雲
今日君も見たのかな
冬空の下
想うことだけなら
許されますか?