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重夏の部屋


[572] 白紙に 道を。
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方角さえ掴めずに


目が眩みそうなほどの白が



何処までも

ただ 何処までも



果てしなく

続いているだけ


そう

”白紙には 道などない”



だから

どうか


君の声をください

君の言葉をください



君の声で

君の言葉で



道を創りあげて



その場所まで

導いてはくれませんか


2006/06/21 (Wed)

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