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重夏の部屋


[65] 深緋色の嘆き。
詩人:重夏 [投票][得票][編集]

終わりを 嘆く君は

始まりの色を

覚えているだろうか




覚えては いないだろう


けれど もう一度

その色に 出会ったなら


君は 嘆くこと 止めるんじゃないかな

きっと 泣いてしまうんじゃないかな



それほどに

美しい モノだったんだよ

2007/06/07 (Thu)

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