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緋子の部屋


[14] 温もり
詩人:緋子 [投票][編集]

 


手のひらよりも隠してた
ずっと冷たかった手の甲が
乾いた温もりを感じるとき


探り当てたような腕が
笑いかけるように絡まる

息は白くて顔は赤くて
剥き出しの頬は冷たくて
だけど今は

この腕の温度があれば
それでいいかな

2008/12/17 (Wed)

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