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緋子の部屋


[26] こどものめ
詩人:緋子 [投票][得票][編集]

死ぬまで汚れを重ねる人生なんて終わってしまえばいいなんて綺麗事ぜんぶ流してしまえ
何も知らない赤ちゃんみたいに
人と関わる度に身を削らなきゃいけないなんてあたしの頭がどこかで複雑に入り組んだせいなの
大人の事情を砂にして飲み込んだ
机に向かっても鉛筆をへし折るばかり
頑張らなきゃでも休まなきゃ
バランスがわかんない
あたしの顔を踏んでく固い靴
そんな大人になりたくないのにいい加減現実を見なさいと叱られる
小さな子供を瞳の奥に飼ってるの

2009/09/10 (Thu)

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