詩人:あさひ | [投票][編集] |
ほら
手を伸ばしてみて
届きそう
あの空に
流れてく雲をみながら
憧れてた
綺麗な世界に
高く澄んだ空はなんでも見えてる気がする
あと何cm?
昨日より今日
今日より明日
翼がなくても
できる
きっとできる
思いが形になるんだって
そう信じている
天まで届け
この気持ち
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薄紅の
季節が今年も
やってきた
あの道通れば
まるで
異世界
空がみえないくらいだね
清々しい風
舞う花びら
幸せが溢れてる
何となく前向きに
気分も上々
桜の色は
不思議だよ
なんていったって
幸せの色
この道は
幸せの桜道
そこを歩いてる
私は幸せ
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もっと
上までいけたらいいのに
遠い遠い空を眺める日々
何かが変わらないといけないのか
今のままじゃだめなの
周りの友達や大人は
そんなこと教えてくれない
だから
もがいて
抗って
悩んで
時には休んで
そうしてるうちにほんの少しだけ空が近くなった
またぼんやりと上を見る
こうやっていつかあの雲までとどくといいな
自分で上がって行けるよ
どこまでも、どこまでも。
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さらさら
さらさら
砂漠の中
赤い赤い土が皮膚を焦がす
太陽は体中の水分を奪い
夜の月は
体温を奪う
こんなところに何が残せるだろう
足跡さえつかない砂の大地
果てしなく続く赤土の大地
時を駆け、風に吹かれ形を変える
もう残るものは何もない。
そんな時
さらさら流れる砂の中から
白い骨
ああ、そうだひとりではないんだ
たとえ皮膚が焼けても
喉が乾いても
夜の孤独に負けそうになっても
最後まで道なき旅を続けよう
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蒼緑の森のなか
そうっと耳を傾けて風の音ざわめいて
ほら、聞こえる誰かの声
木の葉に乗せて流れてくる
優しく、暖かく
微笑んで
足取り軽く
弾ませて
心を踊らせる春の声
いつか見た風景
すっかり心洗われて真っ白になった
気持ちがよくてくすぐったくて
思わず笑った
一緒に笑った。
ある春の日
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今日は卒業式
朝から起きて
あぁ、眠い
自慢にもならないけれど
卒業式で泣いたことがない
別に感動しないわけじゃあない
映画とかみたらぼろ泣きだし
いびられたら涙でるし
卒業は
次への始まりだから泣けないのかも
あと
式後の打ち上げや春休み楽しみだから
だから寂しくなるのはだいたい1ヶ月後
今日はたくさん笑ってる
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もう いいよ
無理してついて来ないで
それが優しさだと思って言った言葉
夕暮れに伸びる影をみて
なんだか泣きたくなった
君がいない今
寂しさを感じるなんて愚かだろう
今度は私が影になる
君をそっと見つめて支える
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たまにはいいかななんて
そっと爪に色をのせて
ついにやけちゃう
心までカラフル
雨の日だって
気分は青空
長くて細い爪ではないけれど
誉めてくれたこと
覚えてる
だから丸い指先好きになれたんだ
マニキュアを塗るたびあの日の
嬉しい気持ち
思い出す
覚えていなくてもいいよ
私だけの特権だから
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きらきら
くるくる
まわり回って変わって行く世界
一瞬一瞬のきらめきは儚いほど短くて
鮮やかなのに
淋しくて
色彩豊かなのに
無機質で
似ていると思った
この国の
この街の
夜景と一緒
夜は万華鏡
その不思議な輝きで心を惑わせる
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いつもと変わらない朝
いつもと変わらない日常
それでも時間は巡っているのに
どうやら私
同じ道をぐるぐる回っているみたい
輪のような日々をあとどれくらい続けるの
変えることはできないの
何がしたいの
自分に問いかけていたら
横に道ができてた
今まで気付かなかっただけ
人は変われるんだよ
自分だけの道を描いて行こう
輪を破れ