詩人:あさひ | [投票][編集] |
蒼緑の森のなか
そうっと耳を傾けて風の音ざわめいて
ほら、聞こえる誰かの声
木の葉に乗せて流れてくる
優しく、暖かく
微笑んで
足取り軽く
弾ませて
心を踊らせる春の声
いつか見た風景
すっかり心洗われて真っ白になった
気持ちがよくてくすぐったくて
思わず笑った
一緒に笑った。
ある春の日
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さらさら
さらさら
砂漠の中
赤い赤い土が皮膚を焦がす
太陽は体中の水分を奪い
夜の月は
体温を奪う
こんなところに何が残せるだろう
足跡さえつかない砂の大地
果てしなく続く赤土の大地
時を駆け、風に吹かれ形を変える
もう残るものは何もない。
そんな時
さらさら流れる砂の中から
白い骨
ああ、そうだひとりではないんだ
たとえ皮膚が焼けても
喉が乾いても
夜の孤独に負けそうになっても
最後まで道なき旅を続けよう
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もっと
上までいけたらいいのに
遠い遠い空を眺める日々
何かが変わらないといけないのか
今のままじゃだめなの
周りの友達や大人は
そんなこと教えてくれない
だから
もがいて
抗って
悩んで
時には休んで
そうしてるうちにほんの少しだけ空が近くなった
またぼんやりと上を見る
こうやっていつかあの雲までとどくといいな
自分で上がって行けるよ
どこまでも、どこまでも。
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薄紅の
季節が今年も
やってきた
あの道通れば
まるで
異世界
空がみえないくらいだね
清々しい風
舞う花びら
幸せが溢れてる
何となく前向きに
気分も上々
桜の色は
不思議だよ
なんていったって
幸せの色
この道は
幸せの桜道
そこを歩いてる
私は幸せ
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ほら
手を伸ばしてみて
届きそう
あの空に
流れてく雲をみながら
憧れてた
綺麗な世界に
高く澄んだ空はなんでも見えてる気がする
あと何cm?
昨日より今日
今日より明日
翼がなくても
できる
きっとできる
思いが形になるんだって
そう信じている
天まで届け
この気持ち