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あさひの部屋  〜 新着順表示 〜


[5] 幸福が聞こえる
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蒼緑の森のなか

そうっと耳を傾けて風の音ざわめいて

ほら、聞こえる誰かの声

木の葉に乗せて流れてくる

優しく、暖かく
微笑んで

足取り軽く
弾ませて


心を踊らせる春の声
いつか見た風景

すっかり心洗われて真っ白になった


気持ちがよくてくすぐったくて


思わず笑った


一緒に笑った。


ある春の日

2007/03/12 (Mon)

[4] 足跡
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さらさら
さらさら
砂漠の中

赤い赤い土が皮膚を焦がす

太陽は体中の水分を奪い
夜の月は
体温を奪う

こんなところに何が残せるだろう

足跡さえつかない砂の大地

果てしなく続く赤土の大地

時を駆け、風に吹かれ形を変える

もう残るものは何もない。

そんな時

さらさら流れる砂の中から


白い骨


ああ、そうだひとりではないんだ



たとえ皮膚が焼けても
喉が乾いても
夜の孤独に負けそうになっても


最後まで道なき旅を続けよう

2007/03/12 (Mon)

[3] 上昇気流
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もっと
上までいけたらいいのに
遠い遠い空を眺める日々


何かが変わらないといけないのか

今のままじゃだめなの

周りの友達や大人は

そんなこと教えてくれない

だから

もがいて
抗って
悩んで



時には休んで


そうしてるうちにほんの少しだけ空が近くなった

またぼんやりと上を見る

こうやっていつかあの雲までとどくといいな



自分で上がって行けるよ
どこまでも、どこまでも。

2007/03/12 (Mon)

[2] 桜道
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薄紅の
季節が今年も
やってきた

あの道通れば
まるで
異世界

空がみえないくらいだね
清々しい風

舞う花びら
幸せが溢れてる

何となく前向きに
気分も上々

桜の色は
不思議だよ
なんていったって
幸せの色
この道は
幸せの桜道


そこを歩いてる
私は幸せ

2006/04/01 (Sat)

[1] もう少し
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ほら
手を伸ばしてみて
届きそう
あの空に

流れてく雲をみながら
憧れてた

綺麗な世界に

高く澄んだ空はなんでも見えてる気がする

あと何cm?

昨日より今日
今日より明日

翼がなくても
できる
きっとできる

思いが形になるんだって
そう信じている

天まで届け
この気持ち

2006/04/01 (Sat)
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