| 詩人:雪那 | [投票][編集] |
また逢えますか?
いつ消えてしまうかも知れない貴方だから
いつも不安が付き纏う
貴方が私に求めるものが
私の身体だけであろうと
私が貴方を
“愛している”
事は変わらない
貴方が私を求めてくれる限り
私は“貴方”という海の底に落ちていく
それでもいいの
独り泣く日々が訪れても
苦しい程の後悔を背負っても…
今この刻を
一分でも多く貴方と居られるのなら…
貴方を感じられるのなら…
一度きりの人生の中で
こんなにも誰かを愛せるなんて
幸せだと思うから
今日もまた
少しずつ…少しずつ…
海の底へと沈んでいく
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軽くキスをして
ベッドに入ると
すぐに寝息を立てる貴方
何故こんなに愛しいのだろう
こんな気持ち
今までになかった
総てが愛しい
身体の割に小さな手も
少し強引なその性格も
明日になったら
また離れ離れになってしまうけど
私の心は
いつも貴方でいっぱい
早く逢いに来てね
おとなしく待ってるから
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眠れない夜は
貴方の事を考えてみる
尚更眠れなくなる
ふとした瞬間
貴方の事を考えてみる
仕事も手に付かなくなる
考えないのが一番
貴方を忘れるのが一番
淋しいけれど
届かないから
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青い空に
雲がひとつ
ゆっくりゆっくり
流れて行く
あの雲は
何処に行くのだろう
いっそ私も
連れてっいってくれたらいいのに…
空に浮かんで
貴方のもとまで行けたらいいのに…
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貴方が笑ってくれるなら
私はこの物語の続きが知りたいと思った
不思議な風に運ばれて
知らずに貴方を追っていた
何処に居ても
逢えない日々でも
貴方の幸せを願ってきた
貴方の背負った苦しみも
貴方の流した泪も
全てを消してあげたい…
何も要らない
貴方が幸せで居てくれれば
何も要らない
貴方が笑っていてくれれば
私が願いはただ一つ
貴方の幸せ
貴方の夢は私の夢
貴方の泪は私の泪
貴方の物語は
私の物語の一部
逢えなくなっても
貴方の幸せを願ってる
笑ってくれると信じてる
私の宝物
貴方の物語
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どうして人は
恋をするのだろう
愛してしまうのだろう
君を想う気持ちは
なんだか違うんだ
君がこの世に生まれ落ちた事
君が笑ってくれる事
ただそれだけが
僕にはこの上ない幸せで
君が泪を流す事
君がこの世からいなくなる事が
僕にはこの上ない哀しみで…
君が僕を見ていなくても
僕と君は
今同じ刻を生きている
それだけで僕は満たされているから
こんな愛があっても
悪くないだろう?
僕の中には
大きな愛の海が広がっているんだ
君という名の
愛の海が
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私の全ては貴方のモノ
貴方は私のモノではないけれど…
身体を重ねたあの夜も
こんなふうに空気の澄んだ冬
空には綺麗な月が浮かんで…
優しい光が
私達を包んでくれた
まだ幼かった私は
愛し方さえも解らずに
ただただ
貴方を見つめていた…
透き通るような貴方の瞳を…
貴方の香りに包まれながら
温かい胸に頬寄せた…
貴方の鼓動を感じながら
その一秒一秒を
噛み締めるように数えて…
貴方との出逢いは
人生で一番の贈り物だった
いつか遠く
離れ放れになってしまっても
決して泪は流さない
愛に命をかけ
貴方に全てを捧げ
二人寄り添う事が出来たから
とても幸せだったから…
命が尽きて
星になっても
私は貴方のモノ
永遠に貴方のモノ
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サヨナラ
ほんの少しの愛をくれた
ほんの少しの夢をくれた
貴方の居ないこの部屋は
なんだか妙に広く感じて
貴方の居ないこのベッドは
雪のように冷たいの
今日からは
一人で歩いて行くんだね
アリガトウ
サヨナラ