| 詩人:雪那 | [投票][編集] |
心のどこかに…
貴方が居るの
隣に居ない淋しさ
胸の奥はいつも雨
どんなに笑顔を作っても
忘れようと街に出ても
私の心は泣いてるの
貴方を想って星を眺め
月に祈った
私の祈りは
届くことなく
空に消えてしまうのかな…
遠い空に吸い込まれ
いつかは星になるのかな
流れ星になって
貴方の元へ
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偽りの世界
甘い囁き
孤独な世界
小さな呟き
今は孤独な世界にいる
鏡に向い
化粧をする
目一杯着飾ると
偽りの世界へと繰り出す
そしてまた
孤独な世界へ…
寂しい夜は
永遠に続いて
私はここから出られない
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貴方の部屋を出て
まだほんの数時間
胸が締め付けられる
枕に貴方の香水を少しつけて
貴方との時間を
少しずつ想い返していく
私には
貴方を遠くから見てる事しか出来ないから
貴方の幸せを祈る事しか出来ないから
私からは
何も求められないの
わがままは言えないの
本当に愛しているから…
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貴方の心に
“愛”はありますか?
貴方の中に
私は居ますか?
道に迷っても大丈夫
行き場を失っても大丈夫
いつまでも
ここには貴方の居場所があるから
私の中には
貴方しか居ないから
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こっちにおいで
数ヵ月振りの貴方の声
張裂けそうな私の胸
声にもならない
灯り一つない暗い部屋
窓から差す月の光
白く広がる雪
貴方の瞳が
うっすらと見える
貴方の香り
いつものこの香り
そっと抱き寄せて
唇を重ね
大きな背中に手を回す
すべてを委ねて…
胸が焦がされていく
貴方の瞳
貴方の声に…
私の胸にとどめを差して
息の音を止めて
貴方を感じたまま
永遠の眠りに…
貴方の温もりと共に…
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サヨナラ
ほんの少しの愛をくれた
ほんの少しの夢をくれた
貴方の居ないこの部屋は
なんだか妙に広く感じて
貴方の居ないこのベッドは
雪のように冷たいの
今日からは
一人で歩いて行くんだね
アリガトウ
サヨナラ
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私の全ては貴方のモノ
貴方は私のモノではないけれど…
身体を重ねたあの夜も
こんなふうに空気の澄んだ冬
空には綺麗な月が浮かんで…
優しい光が
私達を包んでくれた
まだ幼かった私は
愛し方さえも解らずに
ただただ
貴方を見つめていた…
透き通るような貴方の瞳を…
貴方の香りに包まれながら
温かい胸に頬寄せた…
貴方の鼓動を感じながら
その一秒一秒を
噛み締めるように数えて…
貴方との出逢いは
人生で一番の贈り物だった
いつか遠く
離れ放れになってしまっても
決して泪は流さない
愛に命をかけ
貴方に全てを捧げ
二人寄り添う事が出来たから
とても幸せだったから…
命が尽きて
星になっても
私は貴方のモノ
永遠に貴方のモノ
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どうして人は
恋をするのだろう
愛してしまうのだろう
君を想う気持ちは
なんだか違うんだ
君がこの世に生まれ落ちた事
君が笑ってくれる事
ただそれだけが
僕にはこの上ない幸せで
君が泪を流す事
君がこの世からいなくなる事が
僕にはこの上ない哀しみで…
君が僕を見ていなくても
僕と君は
今同じ刻を生きている
それだけで僕は満たされているから
こんな愛があっても
悪くないだろう?
僕の中には
大きな愛の海が広がっているんだ
君という名の
愛の海が