詩人:雪那 | [投票][編集] |
私の全ては貴方のモノ
貴方は私のモノではないけれど…
身体を重ねたあの夜も
こんなふうに空気の澄んだ冬
空には綺麗な月が浮かんで…
優しい光が
私達を包んでくれた
まだ幼かった私は
愛し方さえも解らずに
ただただ
貴方を見つめていた…
透き通るような貴方の瞳を…
貴方の香りに包まれながら
温かい胸に頬寄せた…
貴方の鼓動を感じながら
その一秒一秒を
噛み締めるように数えて…
貴方との出逢いは
人生で一番の贈り物だった
いつか遠く
離れ放れになってしまっても
決して泪は流さない
愛に命をかけ
貴方に全てを捧げ
二人寄り添う事が出来たから
とても幸せだったから…
命が尽きて
星になっても
私は貴方のモノ
永遠に貴方のモノ