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孤 花の部屋


[44] なにもない
詩人:孤 花 [投票][編集]

待っていて


あともう少し

あなたに追いつくまで

あともう少しだから


待っていて



そうしてるうちに

流れていたのね

遅すぎたね



だけど

本当は気づいていた

時は待たない事も

あなたが逝ってしまった事も





切なくて切なくて切なくて切なくて切なくて

震えるこの体に

静かすぎる現実が降り注ぐ


私はそれでもどこかで
信じてる



埋もれていく白の中

心地いい白の中


ひとりだけで


ここから薄れていくの

2004/07/16 (Fri)

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