詩人:ren | [投票][編集] |
病んだ心が
薬で治る
心は見える
臓器みたいなものかな
見えない 形無い
僕の言葉は
そんな薬より
無意味なのかな
ハルシオンで
眠れる夜があるなら
子守唄などいらないさ
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絶望の中で雨が拍手の音に聴こえたんだ
ざあざあと歪んでいきそうなその音に
目を閉じてこの身をまかせたら
そこはもうステージの上
僕は一つの物語を終わらせたのさ
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向日葵は見つめている
空に浮かぶ獅子は
僕を見つめている
くたばりかけたタンポポ
こんがり焼けたアスファルト
逃げ場はただ陰の中
木漏れ日のように
優しい夏を歩けど
感じるのはただ塩の味
夢見てるのは勝つこと
ポタポタと零れていく
溢れた情熱の汗