詩人:pereo。 | [投票][編集] |
笑いながら話す
ボクの悲しい話を
熱心に聴いて
キミは涙を流した
「何故キミが泣くの..?」
「だってキミは痛々しすぎるよ..」
泣いてるキミの
頭をそっと撫でた
泣いていたキミは
さらに泣き出した
「何故キミは泣くの..?」
「だってキミは優しすぎるよ..」
きっとボクには見えない
きっとボクには触れられない
そんな世界がキミには見えてる。
ボクにはキミが眩しすぎる。。
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
君が泣く日は
雨を降らすし
君が笑う日は
晴れさせる。
揺れても 離れても
最後に帰って来れる
場所でありたい
我が儘で子供だけど
シンプルな想い。
「おかえりなさい」
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
綺麗な水面に惹かれ
触れて乱した
波紋も美しい
柔らかい所
無性に抱き締めたい
口より手より体より
感じる時も在るんだ
強い表情を尊び
寄りかかった
細い心も綺麗
堅苦しい表
裏が在るから痛い
気にしないで忘れて
キモチに身を乗せて
死んで仕舞う事は悲しい
生きて仕舞う事も悲しい
ひとりじゃ
何も出来ないから
何処にも逝けないから
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
明日が在って
変わらない日でも
林檎は赤いだろう
明日が無くて
君がいない日でも
林檎は赤いだろう
生きていて
泣いていて
死んでいて
笑っていて
それでも林檎は
今日も林檎は
ただ、赤く赤く。。
君は何に生きる?
君は何を生きる?
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
一人が痛い夜
期待するのは勝手
現実は落ちていくの
涙と夢を見る。。
名前を呼んだ気がする
此の手は空を切ったの
手を握っていて
潰れるぐらいに
抱き締めていて
そのまま殺めて
震える指を 切り落とすの
傷跡が 消える事は無いの
それでも
生きて 生きて。。
消えることは怖いから
痛い位で良い
此処にいると
必要なんだと
確かめさせて。。
ねぇ?
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
改札の前 別れる時間
強くは笑えなくて
手と手が離せなくて
笑っていたい
笑わせていたい
笑い合っていたい。
君の寂しさも
僕の寂しさも
抱き合って
溶かし合えたら 楽なのに。。
ホーム越し 目が合う
上手く笑えたかな
名前を呼びそうだった
何処にいても
僕の腕で守りたい
二人を守って欲しい。
二人の笑顔も
二人の時間も
抱き合って
溶け合えたら楽なのに。。
一人になると弱いよ
ただひたすらに
ただひたすらに
..君が好きだ。
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
何故生き急ぐのでしょう..
不思議でしょう?
何に怯えているのか
焦っては揺らいで
馬鹿でしょう?
憧れているのは
普通のシャツに普通の時です
豪雨 倦怠 煙草
湿気った煙に油の香りです
何処に逝き急ぐのでしょう..
不自然でしょう?
何を手に入れたくて
火は着かなくて
惨めでしょう?
求めていた物は
柔らかな人柔らかな時です
晴天 倦怠 煙草
陽射しと煙が染みるのです
下らなくても 無意味でも
笑わないで 下さいな。。
そっと煙草で
穴を増やすだけだから
死んで仕舞えば
全てを止めましょう。
それまではどうか
「空いた手を握っていて。」
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
一人が沁みる
天井に向かって吐いた
煙は部屋を満たすよ
何を間違えたのか
此処が何処なのか
何処からやり直せば
笑っていられたのか
分からなくて ただ泣きそうで
ひたすらに"今"が痛い
誰かに会いたいよ
一人じゃ嫌だよ
胸が苦しいよ
腕が切りたいよ
何でも良いよ
誰でも良いよ
ハルシオンで眠らせて。。