詩人:pereo。 | [投票][編集] |
見たくないものを見てきた
聞きたくない声を聞いた
あの時
目が潰れていれば
耳を塞いでいれば
言わなくていい事を言った
知らなくていい事を知ってしまった
あの時
声が出なければ
生きていなければ
何かが変わっていたの..?
今でも幸せでいられたの...?
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錆びた腕
汚れた体
いつの間にか ボロボロで
指先がそっと 崩れ落ちた
笑って見せるのは簡単で
素直に泣くことが出来なかった
壊れてからじゃ 遅かったのにね...
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ある日突然
息が出来なくなった
ずっと
何が起きても平気だった
考える前に笑ってた
気が付いていない筈のどこかで
少しずつ壊れていたのかな
何かを間違えていたのかな
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多くの人が死を選んだ
きっと
死にたいんじゃなくて
生きていられなかったんだ
どうしても死にたいのなら
死ねば良い
でもきっと
生きていて欲しいと
願ってくれる誰かのために
生きなくちゃいけないんだ
生きなくちゃいけないんだ
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
ちゃんと勉強しなさい
嘘はついちゃいけない
素直で優しくいなさい
全然 守れてないけれど
こんなお母さんでゴメンね
生まれて来てくれてありがとう
愛してる
あなたの言葉は
ちゃんと憶えてる
ちゃんと心の中にある
僕は今日も生きてるよ。
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
真っ白の頭
いつの間にか
考えられなくなっていた
途方に暮れて立ち止まる
ここは一体何処だろう
何処へ向かうはずだったんだろう
救いを求めて見上げた空
何処までも広い真っ青な空
立ち止まって気が付いた
雲はゆっくりと流れていたんだね
落ち着いたらまた歩き出そう
そして分からなくなったら
また見上げよう
きっとそこでも雲は流れてるから