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[161] 失くしても流れてる
詩人:pereo。 [投票][編集]



あの日もノラ猫は

二匹そろって窓の外にいた


食べかけのパンを

怖がりながら食べていた



あの日あなたは

この世から消えた

悔いや怒りや僕を残して



いつの間にかあの猫も

見なくなって そのままだけど




それでも毎日は流れてて


少しずつ記憶も薄れてる


少しは前を向けたのかな


一歩でも進めたのかな...

2010/10/28 (Thu)

[160] 重い罪
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裏切りは


重い罪








信じる事を



出来なくするから

2010/10/25 (Mon)

[159] そばにいる。
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耐えきれないなら
耐えなくても良い

泣きたいなら
泣いて良いよ

そばにいるから。



あなたの心が
壊れてしまっても

世界の全てを
信じられなくなっても

そばにいるから。



どんなときも

そばにいるから。


僕の前では

本当のあなたでいてね。

2010/10/24 (Sun)

[158] 燃えた羽
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あの日貴方は

私を殺した


つぶれた足で
立てるはずもないのに

伸ばした手は
何も掴めず空を切った


何を求めたの
諦めたつもりでいた

出口など無い
これは毒々しい現実


あの日貴方は

私を殺した


あの日貴方は

私を殺した

2010/10/22 (Fri)

[157] 行方不明。。
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生きていること

呼吸をすること


同じくらい

当たり前になってたんだ。



当たり前だったはずなのに


ちょっと つまずいただけで


自分がどうして生きてるのか

どうやって生きたら良いのか



分からなくなっちゃって


泣いたり 怒ったり 溺れてみたり。



きっとまた

ちゃんと生きていくから


もう少しだけ悩ませて。。

2010/10/19 (Tue)

[156] 不感症
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刺々しい記憶
乾いた笑いで 包み隠した


向き合うことなど
出来なかったんだ

せめて笑って誤魔化した


胸に張り詰めた
この感覚はなんだろう?

愛 憎悪 恐怖 不安?

分かってる
仕方がないこと


それでも
不器用な私には
逃げ出すことしか出来なくて


今日も惨めに

乾いた笑いを繰り返す

2010/10/15 (Fri)

[155] 子供
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灰色に曇った空

感じていた 違和感


大人になれば 自然に
大人になれば 上手に



不安だった漠然と

自分だけ 子供のまま


自分が 分からなくて
居場所さえ 分からなくて



空回りし続けた

中途半端なまま


僕は何なんだろう?

2010/10/13 (Wed)

[154] 無関心
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そんな目で見ないで
厄介事は無視したいの
求めないで

そんな声で呼ばないで
面倒事は見捨てたいの
責めないで


ただ無垢に生きたかった

ただ緩く漂っていたかった


何を期待してるの?
他人を救う程暇じゃない

何を信用してるの?
人は裏切る生き物なのに


傷付くことより
死んでしまうことを選んだ

止ったままの心はどこへ?

2010/10/12 (Tue)

[153] 怯えた夜
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静かな夜に誘われて


胸の底 重い記憶


振り返るたび 身を凍らす
終わったはず 息が詰まる


何が正解なんだろう?

言葉にならない 心が止まる

何で涙が出るんだろう?



仕様の無い事に 引きずられ

膝を抱えて 夜を過ごす

2010/10/07 (Thu)

[152] 悲鳴
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滲む痛み
静かな怨み

切り裂いて
引きずって


戻らない過ち
許されない罪


狂えば良い
殺せば良い

出口など
無いのだから

2010/10/04 (Mon)
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