詩人:pereo。 | [投票][編集] |
頑張って 背伸びするね
フラフラだから抱きつくよ
大人に成れば 飛べると信じてたんだ
「勘違いだったけど」
僕は倒れて 這いずって
四足歩行 君を抱けない
君に合えば 飛べると信じてたんだ
「一緒に落ちたけど」
青い空が似合う 君には届かないよ
所詮地面にしか 生きれない生き物だから
僕は無様なオサナムシ
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「疲れたみたい」
言葉に胸が騒ぐ
脳の底から湧いた
この虫をなんとする
瞬く広告塔
「またこれだよ」
ふらつく君の身体
まず抱き締めようか
湧き出た虫はサナギを作る
強く握ったら潰れるかな
何時になったら空を飛べるの?
全て蓋して
とりあえず笑って
滲んでるナミダ
見えないフリしようか
腐ってく出来損ないのサナギ
羽が生えると信じてるの?
良いさどうせなら笑ってくれ
生まれ堕ちる其れは其れは
「飛べもしない曲がった蝶」
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指先に痺れが襲う頃
嗚呼、何故僕は君を探している
君が傷付く前に手を出せば
君は流すことも無かったのかな
だけど僕は卑怯な生き物だから
君が泣き出してから声をかけた
弱った君が歌を歌う頃
嗚呼、何故か君の横顔が綺麗
君が間違う前に無理にでも
君を抱き締めるべきだったかな
だけど僕は卑怯な生き物だから
君にありがとうと言われたかった
弱った君はいつもより小さく
傷付いた君はとても綺麗
君は前など向いていない
君は後ろなど向いていない
僕はただこの世界で
少しだけ楽になりたかった。
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あなたは甘い台詞を吐く
わたしも甘い台詞で返す
薄れてしまう 形も残らず
煙草を吸う横顔
煙を吐き出す先
何処か遠くを眺めてるようで
横にいるわたしは手を握った
あなたは指輪をはめてくれた
わたしも指輪をはめてあげた
冷えてしまう 手が切ない
微笑みながら
空に消えてく煙
もうそれ以上笑わないで良い
強がるあなた..辛くなるから
優しくしなくて良い
無理もしなくて良い
ただ温もりが欲しいよ
コトバでもモノでもなく
あなたにいて欲しいんだ
お願い。。ここにいて。
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横に座る人は誰ですか
僕は何処に向かっていますか
笑っていて下さい
引きつりながら
笑っていて下さい
疲れた人たちの狂気です
彼は何を壊したかったのですか
笑っていて下さい
意味も無くただ
笑っていて下さい
体面 外面
一人を殺して
また笑えよ
此れ以上を切り詰め
いつか途切れますか?
いつか狂いますか?
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くるくる くるくる
廻りながら落ちていく
答えが欲しいなら
切ってみれば良い
君も赤い血がちゃんと出るから
剃刀ならここにある
静かに そっと
笑いながら沈んでいく
逃げ出したいなら
眠ってみれば良い
その間だけは死に近付けるから
薬ならここにある
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別に大丈夫だって
何でもないって
強がった夜は苦しくて
気付けば体温を探してた
何がしたいんだろう
僕は誰なんだろう
とにかく自分が嫌い
明日また会えるか
また笑い合えるか
誰にも分からないのに
気付けば空回りしてた
誰にも分からないこと
明日は晴れるのかな
明日も生きているのかな
明日なんて在るのかな?
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
疲れはてそれでも笑う
大切で抱き締めきれない
辛いことばかりの世界で
優しく笑って光る
暖めたい抱き締めたい
何処を抱けば安心してくれるかな
名前を呼んで
ちゃんと返事をするよ
一人にはなれない
寂しい生き物だから
癒したい近づきたい
どうすれば一番感じられるかな
泣くなら泣いて
もっと強く抱くよ
一緒にはなれない
違う生き物だけど
何時でも良い帰っておいで。