詩人:pereo。 | [投票][編集] |
飛び込んだ
涙を隠すため?
言葉を濁すため?
痛みを薄めるため?
足掻くほど深みへ
逃げるほど汚く
どこへ行きたいの?
泳ぎ方も分からない
綺麗な人魚を夢見てた
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顔上げれば
通り過ぎる 人、人、ヒト・・・
こんなに近くにいるのに
目も合わない
何も知らない
ねえ
死ぬまでに
どれだけの人を愛せるんだろう?
どれだけの親友が出来るんだろう?
想像以上にそれは少なくて
あなたと目が合って
同じ瞬間を生きている
この偶然を
この瞬間を
大事にしよう って思うんだ
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窓に切り取った
バカみたいに 青い空
バカみたいに 白い雲
濃密な空気 刺す日差し
この濃い世界に
あなたはいない
記憶だけ 淡く白黒で
分からないまま
受け入れて
三度目の夏が通り過ぎる
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降り続く雨
傘は差さない
涙を隠そう
なんにせよ
あなたは死んで
わたしが残った
意味なんて知らないけど
この雨が止むまでは
傘を差さずに
涙を流そう
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未来って分からないから 未来なんだろうね
永遠ってありえないから 永遠なんだろうね
幸せって続かないから 幸せなんだろうね
昔の人は きっとさ
願いをこめて 言葉を作ったんだろうね
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
ふと気付くと水の上
足元だけ沈んでく
にじむ世界
音が遠い
鼓動が響く
なんのために 生まれて
なんのために 生きている
悲しくなんかないけれど
切り離してよ
この世界から