詩人:pereo。 | [投票][編集] |
分かって欲しくない
分かって欲しい
死にたくなんかない
ただ逃げたいだけ
狂気で理性を守った
濁る意識、沈む身体
離れていく自分
赤く線を引いた
少しずつ何かがずれていく
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
鈍い痛み
どれくらいの償いになるのだろう
ホンの一部
当然の報い
ホンの少し
血がにじむ
だから今日も
少しの後悔と沢山の薬で
眠りにつくのです
眠りにつくのです
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
会いたい
もう一度会いたいよ
まだ伝えてない事があったんだ
何度目の同じ月、同じ日、同じ時間
夢に出る回数も減ってきて
あなたの部屋からは匂いが逃げた
あなたの温もりを失って
声も顔もスルスルと抜け落ちた
触れたい
もう一度触れたい
まだ伝えてない事があったんだ
どのくらいの涙と怒りを流したろう?
いて欲しい時にあなたはいなくて
優しい言葉が聞けなくなった
何で単純なことに気付かずに
無くなって初めて分かる優しさ
伝えたい
目を見て伝えたい
まだ言い足りない事があったんだ
あなたのいない今日がまた来る
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
なんのために生きてるの?
生きる意味を探した時点で負けなのか?
意味なんて考える暇も無く
ただひたすら働くことが幸せか?
意味とか無くても
死ぬわけにはいかないから生きるのか?
本当にボクは幸せか?
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
純度100%の人間なんているのかな?
今まで見てきた人間は
どれもこれもまがい物
所詮、他の人間とは
混ざり合う事は出来ないの?
純度100%の人間なんているのかな?
純粋な人間ほど簡単に
毒に犯されやすいもの
思い通りになる人間は
どこを探してもいなかった
純度100%の人間なんているのかな?
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
暗い刺激は人を集める
黒い痛みに群がってきた同類
全てはマヤカシだったのですか?
所詮火に誘われた虫と同じ
羽根が焼ける前に離れなさい
痛みを知れば深さに怯えて
裏切って行くのでしょう?
人は刺激に飢えている
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
永遠は無い
走り始めたら終りが必ずある
それは
どんな苦しみも、いつか終わる
生を受けた瞬間、死が決定する
どちらにも当てはまること
でも
マスを埋めるように
やらなくちゃいけないことを
ただ潰していくだけの人生なんてイヤだ
どうせ死ぬなら全力で
やりたいことは全部やってやる