詩人:pereo。 | [投票][編集] |
嘘って怖いもの
ちょっと他人を騙す、そんな小さい嘘は良いんだ
別にそれで世界がどうにかなっちゃうワケじゃないし。
ただ
自分を誤魔化す、そんな嘘が実はヤバいんだ
自分を誤魔化すと世界も歪んで見えちゃうからね。
正当化
神格化
他人を騙すよりよっぽどタチ悪いよ?
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
諦めたような瞳
血の失せた唇
衰えゆく身体
殺された心
それを人は人間と呼んだ
キラキラした瞳
血のような唇
永遠の身体
争う心など無い
それを人は人形と呼んだ
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
小さな夏
とても
暑い暑い夏
通学路には
誰も知らないはずの抜け道や
遠回りする帰り道があった
友達とふざけて通った道
女の子と遠回りして帰った道
沢山の道を通ってここまで来た
小さな夏
とても
鮮やかな夏
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
果たされない契りなら
交わさなきゃよかった
満たされない恋なら
交わらなきゃよかった
食いしばる唇から
赤く
赤く
初めから嘘だったの?
いつから騙されていたの
あなたの目に嘘の色
ある事見抜けなかった
見上げた瞼から
青く
青く
滴る血はどこまでも
黒く
黒く
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
灰になれば
全て同じでしょう
灰になれば
風と共に舞う
全ては同じだね
勘違いしていたよ
灰になれば
何も感じないでしょう
全ては終わるのだね
勘違いしていたよ
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
生きていくんだ
前へ
前へ
いろんなモノぶら下げて
いろんなモノ引きずって
それでも
前へ
前へ
ぶら下げて重くなって
引きずって汚れていって
それでも
前へ
前へ
時間は転がっていく
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
黒と白
凸と凹
大胆なキミと慎重なボク
人は皆
不完全で
物足りなくて
片寄ってて
ボクの足りないトコロ
キミの足りないトコロ
かばいあってるんだね
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
ボクはロボットじゃないんだ
どれだけ涙が染み込んでも
ショートしないんだ
ただ苦しさが積もるだけ
どんなにボロボロになっても
スイッチは切れないんだ
ずっと生き続けなきゃ
キミはロボットなの?
なら
血と涙でショートさせてあげる
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
ボクの記憶は鋭すぎる
話せば他人を傷つける
ボクの記憶は切な過ぎる
他人を悲しくさせる
ボクの記憶は残酷すぎる
生きている事が嫌になる
怒りを糧に生きてきた
憎しみで涙を乾かした
呪いは願いを叶えた
間違ってる?
ああ、分かってるって
悲しくない?
ああ、涙が止まらないさ
それでもボクは
ボクをやめることは出来ないんだ
出来ないんだ