詩人:pereo。 | [投票][編集] |
僕がまだ子供だった頃
この傷から溢れる
ため息も血も涙も
小さい手では
止められなかった
今ならちゃんと解る
止められないことも
元には戻せないことも
帰れないって解ってる
解ってる。
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寒さも熱さも
総てが合わない
駅前で沈んでいく
体温が足りないんだ
少しでいいから分けてよ
何時だっていい
抱いていて
好きも嫌いも
誰にも会わない
君の横で別の顔
上手くは逝かないんだ
少しでいい手伝ってよ
都合がいい人
繋いでいて
痛いよ 苦しいよ
逃げたいよ
何処に逝けるんだろう
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日の暮れた窓の外
一瞬の光景に青
震えて浅い息をして
生きている不思議
何が辛いのかも解らずに
何故上手くは行かないの
隠して 逃げて 蓋をして
忘れた筈 頭を止めて
自分が解らない
何処に逝ったの?
そう胸の真ん中です
空っぽを詰めて
いっそ一思いに殺って。。
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昨日の夜もこの部屋は
冷たい雨が降っていた
濡れる事嫌いじゃない
火照った傷を冷やすから
そっと掌で包む
柔らかい油の香り
忘れたとは言わせない
炙り出す傷跡たちも
理路整然と只
静かに張り付いて
濡れた睫毛
火を点けよう
痛みも血も裏切らない
滲んでは集まって
一時の眠りを
現実を捕らえて
明日もまた
同じ道を彷徨う。。
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
この世界は
静かに狂ってる
ぐだぐだ考えて
知らぬ間に腐ってる
シンプルなコト
君が好き
混ぜ物はいらない
ガキならガキのままがいい
馬鹿なら馬鹿のままでいい
此処からしか見えない
世界だってある
ただひたすら
君が好き
悶えるほど純粋に
不安も痛みも
抱きついて忘れよう
泣き止むまで
何度でもキスしよう
シンプルなコトなんだ
ただ君が好き。
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正義でも 悪でもなく
ただただ
あなたの味方でいたい。
恋人でも 他人でもなく
純粋に
あなたをそばに置いておきたい。
ぼくはオカシイのでしょうか?
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私は
薬或いは剃刀を握って
本当は
どちらが狂っているのか
気付かぬうち
自分が狂っているのか
義務的に 自慰的に
あなたが口にする
「 」
其れは何ですか?
嘘に疲れ
酸欠になったようで
切りたい 壊したい
叩き付けたい
全てから逃れたい
端的に言うならば
..「死にたい」のです。
そんな夜には
此れに頼るのです。。
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
狭い夜だね
冷たい光が切ない
「正論」は知ってる
でも其れだけじゃ
出来なくて 苦しくて
足りなくて 窮屈で
柔らかな肌に触れていたい
胸のドクロを弄って
選択肢はいらないんだ
刃を立てて もっと奥まで
溶けていく自分が
堕ちていく自分が
嫌いじゃないんだ
紅くなった頬が
優しい膨らみが
大好きなんだ
痛みとこの気持ちだけは
正直で純粋なんだ
溺れよう 流されよう
きつく噛んで..
さあ 続きをしようよ?