ホーム > 詩人の部屋 > pereo。の部屋 > 失くしても流れてる

pereo。の部屋


[161] 失くしても流れてる
詩人:pereo。 [投票][得票][編集]



あの日もノラ猫は

二匹そろって窓の外にいた


食べかけのパンを

怖がりながら食べていた



あの日あなたは

この世から消えた

悔いや怒りや僕を残して



いつの間にかあの猫も

見なくなって そのままだけど




それでも毎日は流れてて


少しずつ記憶も薄れてる


少しは前を向けたのかな


一歩でも進めたのかな...

2010/10/28 (Thu)

前頁] [pereo。の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -