ホーム > 詩人の部屋 > pereo。の部屋 > アンテイザイ

pereo。の部屋


[2] アンテイザイ
詩人:pereo。 [投票][編集]

不安をかき消すために

何度も何度も腕を切った

毎日毎日、腕を切った


流れる血、傷だらけの腕

見ていると少し安心できた



切る場所が無くて今度は

何度も何度も足を切った

傷で埋まるまで切った


流れる血、傷だらけの腕

触るとまた少し安心できた


きっとボクには安定剤

どんな薬にも代えられない

2010/03/19 (Fri)

前頁] [pereo。の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -