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pereo。の部屋


[223] 雑踏
詩人:pereo。 [投票][得票][編集]



駅前の夜は 今日も
何処か寂しげに光っている

君の声なら そうさ
「ここに届いている」

この雑踏の中でも


現実を嘆き
出来ない事ばかり
探してるよりもずっと

どうしようもない
現実を受け止め
どうにかする方法を

考える方が何歩かマシだ
生産的じゃない?


感じているよ
君の涙も 君の笑顔も
自分の無力さも

聞こえているよ
君の声も 君の願いも
自分の本音も


無機質な光に 少しだけ
狂気を感じている

君の声なら そうさ
「ちゃんと聞こえてる」

こんな街の中でも

2011/03/10 (Thu)

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