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pereo。の部屋


[300] アイ
詩人:pereo。 [投票][得票][編集]



指先に痺れが襲う頃
嗚呼、何故僕は君を探している


君が傷付く前に手を出せば
君は流すことも無かったのかな

だけど僕は卑怯な生き物だから
君が泣き出してから声をかけた



弱った君が歌を歌う頃
嗚呼、何故か君の横顔が綺麗


君が間違う前に無理にでも
君を抱き締めるべきだったかな

だけど僕は卑怯な生き物だから
君にありがとうと言われたかった



弱った君はいつもより小さく
傷付いた君はとても綺麗


君は前など向いていない
君は後ろなど向いていない

僕はただこの世界で
少しだけ楽になりたかった。

2011/10/12 (Wed)

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