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pereo。の部屋


[5] サイゴ
詩人:pereo。 [投票][編集]

あの時

あそこには熱気が漂っていた

息をするのが辛くなるような

強い殺意を含んだ熱気だった


極度の緊張と

耐え難いほどの焦燥

正常な思考は全て溶け出した


そう

どこかで感じ取っていたのだろう

もう間に合わない


何も考えられない

辺りの音が頭の中に響く


今も焼き付いているのは

力の抜けた身体の重さ

冷えていく身体の硬さ

2010/03/16 (Tue)

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