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めろでぃの部屋


[157] 薬指
詩人:めろでぃ [投票][得票][編集]



もう何度目だろう


同じこと繰り返すのは



薬指から

離れていった指輪を

アナタにはめて貰うの




4度目までは

覚えてるの


5度目くらいから

分からなくなっちゃった


今日のは一体

何度目だろう



アナタに聞いても

分からなかった


指輪に聞いても

やっぱり分からなかった



じゃあどうして

こうなったの?

と問えば

アナタはうつむき

悲しそうな顔をする


キレイな瞳で

アタシを見つめる



そしてアタシは

ワガママに汚れた心が

濁った涙を流す




アナタはこんなに

美しいのに

どうしてアタシは

こんなに醜いの?




美しいアナタまで

汚してしまわぬように

アタシは守るよ


アナタの笑顔を



世界中の全てが

まばゆく輝くほどの


キレイなアナタの

美しい笑顔を



この薬指に誓うよ




2008/11/14 (Fri)

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