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めろでぃの部屋


[28] たら れば の話
詩人:めろでぃ [投票][編集]


寝てしまった


いつのまにか

寝てしまっていた


アナタとアタシ


唇を合わせたまま

キスをしたまま



このまま
アタシとアナタの唇

くっついたまんま
離れなくなったら
いいのにな

そしたら
アナタとアタシも
離れられない

2人はずっと一緒





寝てしまった


いつのまにか

寝てしまっていた


アナタとアタシ


手を繋いだまま

握りしめたまま



このまま
アタシとアナタの手

繋いだまま
ほどけなければ
いいのにな

そしたら
アナタとアタシは
離れられない

2人はずっと一緒





くっついたままだったら

唇を離すときの
寂しさも
手をほどくときの
切なさも

感じずに済む



でも でも

もし

そんなふうになったら

アナタの
声が聴けない
アナタに
撫でてもらえない


離れる寂しさを
知っているから

ヒトリの冷たさを
知っているから

キスのあたたかさを
手のぬくもりを

感じることができる



それに気付いたのは

アナタと出逢ってから



これからもアタシに

いろんなことを

気付かせてください



2008/05/27 (Tue)

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