詩人:めろでぃ | [投票][編集] |
ひたすらに求め合って
夢中で抱き合って
幸せの絶頂にいて
現実なのに
夢のように感じた
現実なのに
覚めないでと願った
心底愛し合い
心底信頼し合えてる
好きすぎて
怖くなるの
幸せすぎて
不安になるの
このまま
息絶えるまで
ずっと一緒だって
信じているよ
だけど
コワレテしまうことが
ウバワレテしまうことが
コワクテたまらないの
夢のような現実が
次第にモノクロに映り
息もできないくらい
苦しくなってゆく
自分が
自分じゃなくなるように
意識が遠のいてゆく‥
そしてホンモノの
夢の中へと
溶け込んでゆく‥
夢の中でもアタシ
アナタを求めていた
夢の中でもアナタ
「どこにも行かないよ」
と誓ってくれた
目が覚めたら
アナタはいなくて
声をあげて
探し回ったけど
やっぱり
アナタはいなくて
もう一度目をつむり
再び目を覚ますと
優しく微笑むアナタが
隣にいたの
「だからゆったじゃん
どこにも行かないって」
じゃあ
あれは夢だったの?