ホーム > 詩人の部屋 > めろでぃの部屋 > 無題

めろでぃの部屋


[96] 無題
詩人:めろでぃ [投票][編集]



離れたくなかった夜


手を離したくなかった夜


視線を外せなかった夜


なぜかいつもより
愛おしく感じた夜



「またあした」


その言葉は
必ず嘘にならないのに


なのになぜだか

アナタの頬に
触れた手を

離したくはなかった


アナタの瞳を
見つめた視線を

外せはしなかった



不安

疑心

ぬくもり

愛しさ

切なさ



ありとあらゆる感情に

かき乱された夜だった



2008/07/20 (Sun)

前頁] [めろでぃの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -