ホーム > 詩人の部屋 > Я@κλの部屋 > 投稿順表示

Я@κλの部屋  〜 投稿順表示 〜


[113] 何も
詩人:Я@κλ [投票][編集]

だってきっと
星は見えない

だてきっと
君は居ない



きっと何も残らない



きっと

きっと



この想いさえも..........。

2004/11/22 (Mon)

[115] やっと僕は
詩人:Я@κλ [投票][編集]

この空が
綺麗に咲く頃

振り返った想い出は
すでに僕の宝物になっている


そんな日が来る事を
ベットの上で止まらない涙を流しながら
ただ考え続けた

何も無い天井を見つめて
君の笑顔思い出してる

ただ楽しかった思い出だけを
ただ愛しかったその言葉だけを

無理やりに思い出している


だけど
君のさよならの言葉
思い出さないようしてるのに


こらえきれなく
涙溢れて

ただ貴方の顔が目の上に移って
笑顔がぼやけて見える




この空が

ぼやけた君の笑顔が咲き誇る時

僕はこの空を
オレンジ色に染めるでしょう


乾いた涙が
残像を忘れさせるでしょう


いつか
この空が


この想い出さえも
小さな宝物に
する時が来るだろう





そして僕はやっと

君を忘れる事が出来るだろう

2004/12/05 (Sun)

[116] だから、まだ...
詩人:Я@κλ [投票][編集]

消えてしまいそうな
君の笑顔
僕はこの瞬間も
愛しく思うよ

その笑顔が
こぼれてしまう事の無いように
君の笑い声さえも
消えてしまう事のないように

愛した君を
忘れないように

だから
もう怒らないで

だから
もう涙を拭いて



だから
こっち向いて




まだ笑ってて

2004/12/13 (Mon)

[122] ダレがダレのために
詩人:Я@κλ [投票][編集]

命の器は
たった一つ
その器の大きさは
決まっている
だから『死』は『生』を
維持するために必要で
生き続けようとすれば
次の瞬間
命の器は
溢れ出す

そして全てが
死に絶え
『生命』という名の
壮大な物語は
終わりを告げる

僕がこうして生きているのは
たった一人の
君を守る為
僕がこうして生きているのが
その答え

共に生きたいと言う
その想いが
また『未来』と言う名の
道を作る

人は人を想い
『生』と『死』二つを抱えて

生きる事 死ぬ事

僕が君を想い
そして僕の器は溢れ出す

果たして
誰が誰の器のために


キミはダレのために



この『世界』で


生きていくのだろう........。

2004/12/20 (Mon)

[125] 耳鳴り
詩人:Я@κλ [投票][編集]

冬の夜風が香る窓辺
両手広げて吸い込んだ
貴方が囁いてくれたコトバ
思い出し
耳を傾け
光る月見てた

ぼやけて来た
月に目を取られて
動けなくなった

愛してるの言葉
少しずつ消えていた

頭の中で
耳鳴りがした

夜風吐き出して
目を閉じて
両手で耳を塞ぐ

溜めた想い
溢れ出し

月よりも輝いた

窓を閉め

頭の中

耳鳴りが遠ざかって行った

2005/01/07 (Fri)

[131] タイミング
詩人:Я@κλ [投票][編集]

同じ空の下

アナタと交わす

口づけは



星が瞬く


隙を狙って..

2005/02/04 (Fri)

[132] 風に乗って
詩人:Я@κλ [投票][編集]

ポカポカ陽気の空
足元見ると一面ピンク色
“転んでも痛くなさそう”って
君は微笑みながら
両手広げて走り出す


桜の花びらが
全部を真っ白にして
世界を変えた時

その瞬間が
一番綺麗だと思った


多分きっと桜が
僕の中に咲いている

灰色のコンクリートの道を
ピンクに染めた時
僕の桜の花びらが
風に乗って

君に止まる


散らばる雲の下を二人で歩き
微笑む君を見て
また
この季節が来た事を教えてくれた


ピンクの絨毯の上で笑う
君の好きな季節


春の桜並木の中
君につられて


笑う僕


2005/04/17 (Sun)

[134] 儚・何を頼りに
詩人:Я@κλ [投票][編集]

輝いた
一つ儚い想いを募らせて

滑り落ち
届かぬ想いを
一人胸に秘め


ただここで待っている

小さな窓の側
淋しさ混じりの溜め息つきながら
月を見た


月明かりで輝いた
僕の涙
何よりも綺麗に…


滑り落ち
届かぬ想いを
一人静かに胸に秘め


(この場所で)
ただここで

(淡く)
儚い詩を歌いながら


ただ一人待っている


小さな窓の側
うつ向きながら


月明かり頼りに……。

2005/09/23 (Fri)

[135] 同じ色の夕焼け
詩人:Я@κλ [投票][編集]

手を伸ばした
ただ一色のこの空の下
長い坂の上にある
大きな橋の向こう目指し
少し錆び付いた自転車走らせて

君を想い
溢れた涙をそのままに
息を荒くしながらも歌った
君の好きな歌

あの日の場所へ

あの日の場所へ

変わらない想い胸に抱いて
隣に居ない君の温もり

ただ淋しくて

淡い夏の思い出
薄く、瞼に残った
溢れそうな君の笑顔が
雲と重なった

かけ降りる坂に吹く
冷たい風が
涙をさらって行く

愛しさと共に


今はもう重ねると
少し違う景色になった
この場所に
あの日には
まだ咲いてなかった

君の好きな花


優しく香る
その花を感じながら

錆びた自転車
押して帰る


僕の背に
同じ色した夕焼けが
足元照らしてくれた


キンモクセイの花が咲いてます…。

2005/10/15 (Sat)

[136] 滲むまで
詩人:Я@κλ [投票][編集]

耳元で聞こえる雨音

霞む目の前の視界

血の色に染めて

固まる心に溶かす方法は
見つからない


乾く唇で
「愛してる」と囁いて

苦い気持ち吐いてよ

ここにいる
瞳閉じて感じる存在

濁った指輪を
シルバーに変えて

濡れた腕で
「さよなら」叫んで

痛い気持ち置いて行ってよ

伸ばした爪に
偽り飾るマニキュア

重なり滲むまで
笑ったまま

ここにいて



まだ
早い...。


2006/01/05 (Thu)
53件中 (11-20) [ 1 2 3 4 5 6
- 詩人の部屋 -