詩人:Я@κλ | [投票][編集] |
届かない。
と
知って
星に
手を伸ばす事を
やめた僕は
どんなに
言葉を重ねても
届かない
愛の端っこを
不安で
濡らした
夜の中へ
隠し込んだ
貴方が
もう
僕の瞳を
見ていない事も
知ってたよ
ただ
すごく
怖かった
貴方に
すがりついて
しまうんじゃないかって
今
このドアを
開けて閉める時に
頑張って
泣かない様に
笑ってみせる
こんなに
強くなったんだって
そんな事
出来ないって
分かってるよ
でも
最後ぐらい
貴方に
子供扱い
されたくないから。
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同じ時間で
生きているのに
居座る
場所だけが
違うだけで
貴方に
触れられる距離に
居ない僕は
寂しくて
寂しくて
悲しいよ
今日は記念日
こんなに
虚しい記念日
辛くて
辛くて
哀しいよ
かけた電話の
向こうに
新しい仲間が
貴方のすぐ
隣でいて
笑ってる
何だか
切なくて
貴方は
早く仲間の所へ
行きたくて
そわそわしてる
本当は
「淋しいの.. 」
なんて
言えない言葉を
喉の奥で
つぶした
「じゃ、ダチが
一人で
寂しがってるから
行くわ」
「うん。」
受話器の上に
親指を乗せる
このわずかな
時間に
僕は
伝え切れなかった
私も淋しいんだ...
ぷッ..___
今日 この
一人の夜に
夢を見れるなら
kissする近さで
愛してる
と
何度も
囁いて
眠らせて...
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涙が
落ちた場所に
いつかの
僕らが居た
写真盾が
床にある
少しずつ
色褪せると
同時に
早く
気づくべきだった
後悔が
覆い被さる
どれだけ
君を泣かせただろう
その
一つ一つが
鮮やかに
輝いていた
僕らの未来を
モノクロに変えて
ピキピキと
ひびが入って
小さく震えてた
あの日
君は
泣かなくなった
あの時
大事にしている
つもり
だと
分かっていなかった
君を
閉じ込めた
写真盾のガラスが
一気に
砕け散った
バラバラになった
硝子の欠片を
ただ
じっと見つめた
こんなに
尖って
傷ついて
今なら
一つ一つ
手で拾い上げるよ
何で
もっと早く
こうして
あげれなかった?
僕の手のひらが
赤く
澄み切った
紅に染まる
もう
汚れる事はないよ
傷つかなくていいよ
ごめんね
綺麗な姿を
もう一度
この瞳に
写して
Darling....
泣かないで。
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静かな部屋
白い壁に
白いベッド
そこに
貴方は一人
静かに泣いてた
そっと触れる
かすかな貴方の
温もりが
一生懸命
生きたいと
震え伝ってきた
大丈夫。
抱き寄せた
貴方の体を
この胸一杯に
受け止めて
ずっと
側にいる
そう
囁いて
貴方を
守ってきた。
でも
貴方は
僕の腕を
ある日、突然
力無く
振り解いた
怖い
と
呟いて
貴方が受けた
過去の
記憶と傷が
今も
襲い続けてる
一人が怖い。 と
誰かを
傷つかせて
しまうんじゃないか と
本当は
誰よりも
優しくて
弱い
貴方の半分を
僕は
いつも
こんなに側で
触れていたのに
何も出来ない
自分が情けなくて
無力さに絡まれ
どうしようもなく
落ちてゆく。
何日も寝ていない
その腫れた瞳に
僕は
どう写っていた..?
貴方は
一人にならない
僕がいるから
こんなにも
愛してる
この僕に
何も出来ないのなら
貴方が
悪夢に襲われるなら
いっそ
僕等の息の根を
止めて下さい。
消えない
[ 愛 ] とは
きっと
こういう事でしょう?
ねぇ..
マリア....
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さよなら。 と
呟いた
その日の夜は
私の代わりに
空が
泣いていた
きっと
私は
貴方しか
この視界に入らない
貴方の心が
ここに無くとも
愛が無くても
私は
ここで
想いを持たぬ
花となって
咲き続ける
この雨が
次の花を
咲かせる頃まで
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言葉より
深い想いを
伝えたくて
見つめた
視線を
そらさずに
ただ
切なさに
胸を
掻きむしって
狂おしく
もがいた夜
貴方に溺れて
辿り着く
場所は
引き返せない
闇だけど
痛みを愛に
ため息を吐息に
貴方
だけが
変えられる
奇跡を
信じて...
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吐いて
飲んだ
あの時の傷を
馴れたわけじゃないけど
幾度となく
手放す事が
ただ
怖くて
繰り返したの
今でも
あたしの
一部になって
癖になった
我慢する事
上手に
吐き出す事を
忘れていた
涙を知らない頃の
あたしに
還りたい。
おかえり。って
昔は
誰が言ってくれてたっけ..
居場所は
いつ
見失ったの..
あたし。
今も
癖は治らない。
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乾いた
空気を浴びて
飲み込む
涙と雨の味を
指先に残る
温もりが
最後を告げて
消える
記憶を
瞼の裏に浮かべ
少しだけ
可笑しくなって
力なく
笑った
あたしを
ずっと
見ていてくれた
貴方の腕が
あたしを
包んで
乾いた
心に
潤うモノに
気づいて
怖くなって
振りほどく手を
握りしめてくれた
強くならなくて
いいんだって
強がらなくて
いいんだって
ただ
そばにいて
一緒にいて
ここで
あたし
生きていているだけで
いいんだって
この夜を
抱きしめて
いてくれたのは
ずっと
貴方でした
あたし
貴方の腕を
しっかり
握っていました
雨に濡れながら
あたし
と
貴方
震えながら...
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僕を
包み込む様に
広がり続ける碧 (ソラ)
行き場のない
この想いを
受け止める様に
瞬く蒼 (ヨゾラ)
ただ
其処に在るだけで
ねぇ、
僕の心を
温かく包み
離さないで
目を離さないで
これからも
ずっと
深く
どんな色にも
染まらず
永久に
愛して。
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微かな
温もりを
手をつないで
微笑んだ
遠い昔
繰り返す夢
ただひとつだけ
変わったのは
眠りつく夜に
貴方がいないだけ
“いつもの場所”は
透き通るほど
純粋に
辺りは綺麗で
静かに澄んで
月光が照らす
水たまりに写った
僕達は
もう いない
巡る 巡る
季節の中で
時間は
貴方の涙を
拭いさってくれたかな
廻る 廻る
記憶の中で
僕は
ただ本当に
貴方を
愛
し
た