詩人:Я@κλ | [投票][編集] |
鼻先と頬が
じんじんと
寒さで
感覚がなくなる
あなたが
ここにいて
あたしを好きと
囁いたのも
全部
全部
偽りだった事
しってしまった
あの夜から
眠れないの
何を夢みて
生きていたの
何を信じて
あなたの帰りを
待ってたの?
あなたは
どこを見てたの?
言葉なんて
こんなにも脆い
あなたが
抱きしめた
腕の力と温もりを
信じていたのに
視界まで濁る
粉雪の中で
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夢の中で
貴方に
会えたなら
どんなに
切なくて
淡い夢でも
きっと
貴方を
追いかける
あの日に
還れたならと
こんなにも
霞む月に
いつかのあの日を
重ね合わせながら
起きたまま
同じ夢を見る
覚める夢の
最後に写る
泣いてる
あの背中は
誰??..
moon light kiss
アナタの光で
照らして
優しく そっと
消えてしまわないように
あの背中が
この月夜に
一人で
震える事がないように
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結ばれなくても
貴方が
ただ一人の
運命の人
今日という日が
終わる時に
隣に居られたら
どんな夢を
見られるだろう
僕等の生きる
大きな地は
とても
くだらなくて
矛盾の上に
咲いた華は
何故か
輝いてる
未来が
艶やかに
色付けば
モノクロになる
時だってある
溢れた感情は
至極、
簡単に
零れる
涙を拭わず
泣いて
泣いて
貴方が
幸せになる日まで
泣いて
もがいて
灰になるまで..
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微かな
温もりを
手をつないで
微笑んだ
遠い昔
繰り返す夢
ただひとつだけ
変わったのは
眠りつく夜に
貴方がいないだけ
“いつもの場所”は
透き通るほど
純粋に
辺りは綺麗で
静かに澄んで
月光が照らす
水たまりに写った
僕達は
もう いない
巡る 巡る
季節の中で
時間は
貴方の涙を
拭いさってくれたかな
廻る 廻る
記憶の中で
僕は
ただ本当に
貴方を
愛
し
た
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僕を
包み込む様に
広がり続ける碧 (ソラ)
行き場のない
この想いを
受け止める様に
瞬く蒼 (ヨゾラ)
ただ
其処に在るだけで
ねぇ、
僕の心を
温かく包み
離さないで
目を離さないで
これからも
ずっと
深く
どんな色にも
染まらず
永久に
愛して。
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乾いた
空気を浴びて
飲み込む
涙と雨の味を
指先に残る
温もりが
最後を告げて
消える
記憶を
瞼の裏に浮かべ
少しだけ
可笑しくなって
力なく
笑った
あたしを
ずっと
見ていてくれた
貴方の腕が
あたしを
包んで
乾いた
心に
潤うモノに
気づいて
怖くなって
振りほどく手を
握りしめてくれた
強くならなくて
いいんだって
強がらなくて
いいんだって
ただ
そばにいて
一緒にいて
ここで
あたし
生きていているだけで
いいんだって
この夜を
抱きしめて
いてくれたのは
ずっと
貴方でした
あたし
貴方の腕を
しっかり
握っていました
雨に濡れながら
あたし
と
貴方
震えながら...
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吐いて
飲んだ
あの時の傷を
馴れたわけじゃないけど
幾度となく
手放す事が
ただ
怖くて
繰り返したの
今でも
あたしの
一部になって
癖になった
我慢する事
上手に
吐き出す事を
忘れていた
涙を知らない頃の
あたしに
還りたい。
おかえり。って
昔は
誰が言ってくれてたっけ..
居場所は
いつ
見失ったの..
あたし。
今も
癖は治らない。
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言葉より
深い想いを
伝えたくて
見つめた
視線を
そらさずに
ただ
切なさに
胸を
掻きむしって
狂おしく
もがいた夜
貴方に溺れて
辿り着く
場所は
引き返せない
闇だけど
痛みを愛に
ため息を吐息に
貴方
だけが
変えられる
奇跡を
信じて...
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さよなら。 と
呟いた
その日の夜は
私の代わりに
空が
泣いていた
きっと
私は
貴方しか
この視界に入らない
貴方の心が
ここに無くとも
愛が無くても
私は
ここで
想いを持たぬ
花となって
咲き続ける
この雨が
次の花を
咲かせる頃まで
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静かな部屋
白い壁に
白いベッド
そこに
貴方は一人
静かに泣いてた
そっと触れる
かすかな貴方の
温もりが
一生懸命
生きたいと
震え伝ってきた
大丈夫。
抱き寄せた
貴方の体を
この胸一杯に
受け止めて
ずっと
側にいる
そう
囁いて
貴方を
守ってきた。
でも
貴方は
僕の腕を
ある日、突然
力無く
振り解いた
怖い
と
呟いて
貴方が受けた
過去の
記憶と傷が
今も
襲い続けてる
一人が怖い。 と
誰かを
傷つかせて
しまうんじゃないか と
本当は
誰よりも
優しくて
弱い
貴方の半分を
僕は
いつも
こんなに側で
触れていたのに
何も出来ない
自分が情けなくて
無力さに絡まれ
どうしようもなく
落ちてゆく。
何日も寝ていない
その腫れた瞳に
僕は
どう写っていた..?
貴方は
一人にならない
僕がいるから
こんなにも
愛してる
この僕に
何も出来ないのなら
貴方が
悪夢に襲われるなら
いっそ
僕等の息の根を
止めて下さい。
消えない
[ 愛 ] とは
きっと
こういう事でしょう?
ねぇ..
マリア....