詩人:Я@κλ | [投票][編集] |
雨に打たれて
コブシを握る
瞳閉じて
貴方を想う
心に想うは
愛故の切なさ
涙となって
消えていく
溢れ出るも
止まることなく
雨と共に
滴り落ちる
耳に聞こえる
雨音と
もう聞こえない
貴方の声
瞳に映るは
貴方の姿と
過ぎた思い出
足元見れば
消えた4つの足跡
雨に打たれて
コブシを開く
瞳閉じて
貴方を想う――――
詩人:Я@κλ | [投票][編集] |
外は音の無い雨
傘を持たずに外へ出た
雨に打たれ
コブシを握り
頬に1粒の涙
何よりも冷たかった
雨は止み
雲は多く月は見えなかった
なのに少し明るく
足元が見える
上を見上げ
どこかに星はないのかと
探した
あの時2人で見た星
でもその星は
もう無かった
雲の切れ端から
わずかながら輝く
小さな星
一瞬だけど僕は目に焼き付けた
涙で濡れた頬は
冷たく
握ったコブシは
硬く
あなたへの想いは
切なく............。
うつむきながら
涙をこらえて
濡れたままベットに入った
それでも僕は
涙を流しながら
呼び続けた..............
それは愛しい
あなたの名前........。