詩人:Я@κλ | [投票][編集] |
外は音の無い雨
傘を持たずに外へ出た
雨に打たれ
コブシを握り
頬に1粒の涙
何よりも冷たかった
雨は止み
雲は多く月は見えなかった
なのに少し明るく
足元が見える
上を見上げ
どこかに星はないのかと
探した
あの時2人で見た星
でもその星は
もう無かった
雲の切れ端から
わずかながら輝く
小さな星
一瞬だけど僕は目に焼き付けた
涙で濡れた頬は
冷たく
握ったコブシは
硬く
あなたへの想いは
切なく............。
うつむきながら
涙をこらえて
濡れたままベットに入った
それでも僕は
涙を流しながら
呼び続けた..............
それは愛しい
あなたの名前........。