詩人:ろしあんぶるう | [投票][編集] |
チェルシー チェルシー
もどっておいで
チェルシー チェルシー
もどっておいで
そっちはお庭よ
ねえ チェルシー
お庭で遊んじゃいけません
小石に足をつまづかせ
ケガでもしたらどうするの
チェルシー チェルシー
もどっておいで
そっちは川よ
ねえ チェルシー
川で遊んでいたらもし
ワニがでてきてチェルシーの
あんよを食べたらどうするの
チェルシー チェルシー
もどっておいで
そっちは道路よ
ねえ チェルシー
道路で遊んでいたらもし
おっきい車がやってきて
チェルシー踏んだらどうするの
チェルシー チェルシー
ねえ チェルシー
ママからお願い
いっぱいあるの
もう どこにもいかないで
ママのそばから はなれないで
お願いよ ねえ チェルシー
もう ママを悲しませないで
いかないで
ねえ チェルシー
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朝
目が さめたら
そこは 銀世界
そこは サハラ砂漠
そこは ギリシャ
そこは ロンドン
そこは 富士山
そこは ここ
夢から さめたら
きっといやな現実世界
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あなたが街を 歩いていると
とても にぎやかな商店街にきました。
「へい、らっしゃい!!」
「このあいだ、あそこの家の奥さんが・・・」
「ちょっと!この大根そっちより小さいじゃない!!!」
・・・・とてもうるさいですね。
あなたは 思わず耳をふさぎます。
すると、どうでしょう。
お店とお店の間
狭い路地裏から
なんとなく 淡い光がもれています。
あなたは それにひかれるように
路地裏に 入っていきます。
そこは 忘れられた空間
そこには 僕が立っていました
「いらっしゃいませ。」
あなたはキョトンと しています
なんせ僕は ネコですから。
さあさあ そこらに
腰掛けてください。
季節のフルーツを
どうぞ めしませ
だれにも 遠慮は
いりません
ここには 僕とあなただけ
狭い狭い 路地裏ですから。
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キミはボクの天使であって
ボクはキミの妖精になりたい
キミはボクを家来として
ボクはキミの言いなりになってもいい
キミがボクを見てなくても
ボクがキミを見ていてあげる
キミがボクを思ってなくても
ボクはキミを思っているよ
・・・・・そばにいたいだけなんだ
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風がふけば 身は凍りつき
アスファルトの上には車が走る
常に 人の気配を感じ
辺りを見回しては 道路につまずく
大きな枯れ木は 風を受けると
それを ビュウビュウならして切っていく
庭にある サクラなんて
花びらが ボトボトと落ちていく
春うらら
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夜が終われば
朝が来る
わたしの家ともお別れ
朝が来れば
小鳥が鳴く
旅へのバックミュージック
わたしのあなたは
いまいずこ
タバコを買いに行ったきり
3週間が経ちました
世界中捜したって
あなたはいないでしょうね
変わり者のあなたがいくとこは
もう知ってんですからね
いざ 砂嵐が吹き荒れるとこへ
もう帰って来れないのを承知の上で
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みんなが泣いて
出た涙が 蒸発して
空に上って
雲になって
雨になって
地面に落ちて
染み込んで
海に流れて
海がしょっぱくなっちゃったのさ
たぶん