詩人:俊 | [投票][編集] |
五時のベル 夢の中から
呼び出される
僕は長い一日を どう切り抜けようか
考えながら ふとため息をつく
僕は毎日
緑の何処までも続く草原で
風船のように
ふわふわしていたい
なんて
ふと思う
明日の不安を感じない人なんて
いないだろうけれども
そんな日が 一日くらいあっても
いいと思う
悩みとは 心配事とは
どこから来るものなんだろう
それを消し去る 切り札を見つけるために
どのくらい 歩くのだろう
人は命尽きるまで どれだけ
繰り返すだろう
どこからくるものだろう
どこからくるものだろう
人は命尽きるまで どれだけ
繰り返すだろう
それは果てしない疑問
それは生きていくということ
まだ白紙のなかに答えは
書けそうにない
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孤独っていう世界に迷い込んだ
泣きたいけど
泣けない
楽しい事も
笑えない
嬉しい事も
声をあげて喜べない
そんなつまらい事をするために生まれてきたわけじゃないよ
涙はかわいて消えてくけど
心に穴が空いちゃうよ
そんな時はあたたかい場所へ
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「オレンジジュースが好き」
「何で好きなの?」
と聞かれても
答えられないけど
「なんとなくだよ」と言うしかないもんな
「将来の夢は何?」と聞かれるくらい
難しいかもしれないな
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「よくあることだな?」
なんて思いながら
ため息の 矛盾になる
わかってもらうには
僕から歩みよらなきゃダメだな
思う
複雑だな。 生きてくのは
楽して生きてる人なんて
いないんだ
みんなもがいてるんだ
みんな 支えられ 支えあいながら
生きてるんだ
忘れてないかい
「ありがとう」って
素直に言えるかい
時に切り捨てて生きていくのも
大切だけど
泣きたいくらい迷うことも
また
それも
いいもんだと
思わないかい
そこから 始めよう
ここから 飛び立とう
願えば 願うだけ
叶う事があるはずだよ
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知るもんかと思い
結局毛布にくるまり
すこし気になる
空回りしはじめたら
一日宙ぶらり
スランプになって
初めて気付く事ばかり
そんな毎日
自分のメーター振り切りっぱなしで
毎日宙ぶらりん
でも楽しいだよ
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優しい人だって 言うけど
本当の優しさってなんだろう
何処から生まれてくるものなんだい?
優しさは時に人を傷つけ
怒りは時に自分を暗い穴の中に閉じ込める
優しさとは?
怒りとは?
人間とは
生きていく事の意味は
その答えがほしい
一つだけでもいいから
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人はいつも 笑顔でいられません
生きてるからです
歩いてるからです
戻って確かめる事を恐れる時もある
そこに立ってみて わかる事がある そう信じてみよう
うん
明日の事より
今日をこの時、この空気
大切にしていこう
果てしない事かもしれない
生きていくのは
夢や希望や愛があるかぎり歩いていける
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白い花 もう枯れて
うん それはあの時もらったあの梅の枝
家の一番いい所に飾った
すぐ花が咲いて
春をすこしはやく感じられた
幸せだった
優しい気持ちになれた
でもすこし寂しい気持ち
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不安に襲われる時
それは
眠れない夜
毛布にくるまって
何も考えず
夜を越せない時だ
心の奥深くに
きっと不安があるからだろう
不安をはさみで切り取れればいいのに
なんて思ったりした
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日々の繰り返しに
すこし疲れて
帰り道
いつも心休まる場所を探して
見上げた通りの向こう
遠くに見える赤と白の煙突
毎日休む事なく働いてるんだなんて思ったり
変わらない
そう
何一つ変わらない
僕の毎日
そんなもんだよと
自分を納得させながら
家に帰る