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俊の部屋


[33] 真っ白な紙
詩人: [投票][編集]

五時のベル 夢の中から
呼び出される

僕は長い一日を どう切り抜けようか
考えながら ふとため息をつく

僕は毎日

緑の何処までも続く草原で
風船のように
ふわふわしていたい 
なんて
ふと思う

明日の不安を感じない人なんて
いないだろうけれども

そんな日が 一日くらいあっても
いいと思う

悩みとは 心配事とは
どこから来るものなんだろう

それを消し去る 切り札を見つけるために
どのくらい 歩くのだろう

人は命尽きるまで どれだけ
繰り返すだろう

どこからくるものだろう

どこからくるものだろう

人は命尽きるまで どれだけ
繰り返すだろう

それは果てしない疑問

それは生きていくということ

まだ白紙のなかに答えは

書けそうにない


2006/04/14 (Fri)

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