詩人:名無し | [投票][編集] |
僕のコト、どれくらい好き?
…そうね、1700kcal。
答えにくい質問…。
だけど言うなればアタシは、
1日の基礎代謝すべてを。
アナタにしか、
捧げていないと思うので。
ほら今だって、
どうやって伝えるかアタシ、
思考焦げつきかけて。
ハテナ浮かべたまま少し、
アナタ不貞腐れても。
つまり、
死ぬまで愛してる。
詩人:名無し | [投票][編集] |
七夕だからとて。
夜空を見上げたり、
笹を飾りつけるより。
俺は少し呆れながら、
楽しそうに笑う君を見て。
『何を願うの?』
君がたずねるから。
心の中で、君の願いが
叶えばいいと思っていた。
だってそれで十分だろ?
一緒に居たい、だけだから
「…秘密、かな」
詩人:名無し | [投票][編集] |
カーテンを開けないで。
黒く黒く塗り潰した窓。
床に散らばる不必要な量の
服や宝石を片付けないで。
荒れた心象風景に同情、
誰も望んでない。
汚れゆくモノを見たくないだけならば、もっと深くて消えない闇を頂戴。
オゴられるくらいなら、
捨て置かれていた方が
アタシには心地よい。
白い絵の具は必要ないの…
詩人:名無し | [投票][編集] |
かすれた声で鳥、
碧い空に詩う想い無く。
その瞳に世界美しければ、
指標さえ八方美人。
旅人が見上げた朝に、
舞う風見鶏は静かに鳴いた
道なき朝にこそ、
自らの背を押す風と
照らす陽に映える花を今、
求めればこそ…