詩人:名無し | [投票][編集] |
嫌気さすほどに
脳内は抗争、霞晴れなくて。
煙など必要ないわ…
間に合っているから。
それなのにアタシ相変わらず
胸も声も痛めながら、
自虐にも飽いて輪を吹き流し。
罪なき空に焦がれても、
曇り空だって案外と歓迎。
ケムに巻くように、いっそ
アタシごと隠してしまえ。
下らない白昼夢、
気付かせた小さな火傷。
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軽いままの、オーダー。
辛口の夜明けに、
残り香も控えめ。
微炭酸カッコツケ、
故に気も抜けた温い朝。
白濁も情けなく、
零れた雫なら儚くて、
黒い黒い瞳に早すぎるお帰り。
食されて鏡映るのは、
飾りにも見合わない、レモンの残骸と夢の跡。
詩人:名無し | [投票][編集] |
薬より即効性、
思いオモイちからで。
塞ぎ込んで自分なら安全圏、
毒を撒き散らすのは
おやめなさい。
たとえどんなにヒトリきり、
いずれ誰かが通りすがるの。
感染症、大勢がヒトリなれど、
這い出して結局手を繋ぐなら
笑み太陽に向けながら
暖め直され通りゃんせ。
詩人:名無し | [投票][編集] |
君に伝えたい想いなら
幾らもあるというのに。
泣き疲れるまでに正直な言葉
捜したアタシなら、
空メール突き付けた。
何にもない白から、
このココロ見つけだしてほしいなんて
願う事はしない。
何にも言えなかったけれど
それでも鳴いた携帯は
少しばかりか、あなた引き止めてくれたでしょうか。