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名無しの部屋


[3] ジンライム。
詩人:名無し [投票][編集]

軽いままの、オーダー。
辛口の夜明けに、
残り香も控えめ。

微炭酸カッコツケ、
故に気も抜けた温い朝。

白濁も情けなく、
零れた雫なら儚くて、
黒い黒い瞳に早すぎるお帰り。

食されて鏡映るのは、
飾りにも見合わない、レモンの残骸と夢の跡。

2005/06/23 (Thu)

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