ホーム > 詩人の部屋 > rotoの部屋 > 初めてだよ

rotoの部屋


[1] 初めてだよ
詩人:roto [投票][編集]

拘り続けるのが
生きている証だと。

自分で自分の手を絡み合わせて
解けなくなって…思い悩んで思い詰めて…
状況に酔い痴れていた。

そんな時
街角でぶっかりそうになった俺に。

『あっ ごめんなさい』って
自然に出たあなたの笑顔と
『大丈夫ですか?』の光に
俺は救われた。

冷たい雨も…曲がった傘も…忘れて
歩き続けた真冬の夕立。

雨上がりの澄んだ星空だと感じた。

もう一度
あなたとぶっかりたい。

こんな気持ち…

2004/01/15 (Thu)

[前頁] [rotoの部屋] [次頁]

- 詩人の部屋 -