詩人:†るぃ†*もっと生きたい* | [投票][編集] |
心の傷が
傷むなら…
自分自身に刃を立てる
どの傷が傷むのか…
心が傷むのか分からないくらいに…
涙を隠して泣きたいなら…
頭から水を被る…
ずぶ濡れで泣くのも
私の沙汰…
自分自身に攻略法を作ってみた…
どれも応用の利かない…
後始末の大変なものばかり…
己に刃を立てて血塗れになるのも…
ずぶ濡れになるのも…
厭わない…
貴方の血が
真っ赤に私を染め上げたから…
貴方を喪って
ずぶ濡れになるくらいに泣いたから…
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生きてるだけで
丸儲け…
生きる事に執着してください…
死に恐怖を忘れないでください…
死に急いだりしないでください…
今、生きているのに
死と背中合わせの恐怖が
貴方に分かりますか…
それは生きている間の恐怖なんて比じゃない…
死にたい筈なのに…
消えたい筈なのに…
確実に蝕まれている体と生きて…
私の死は、すぐそこまで迫ってる…
私の首には死神の鎌が掛かってる…
鴉が死を仄めかすように
暗闇で謳う…
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咳に混じる鮮血
天井にぶら下がる点滴
剣山の様に
次から次へと刺される注射針
薬の副作用で膨らみ浮腫んだ体…
起き上がることすら出来ない
こんなになっても…
楽になりたいと思う
私の心とは裏腹に
ボロボロの私の体は
必死に生きようとしている…
壊れかけの私の体は
精一杯私を励ましてる…
私の心が弱すぎるばかりに…
ごめんね……
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現実逃避をしたくなった
酒に依存する…
自己嫌悪が酷くなった
刃に依存する…
死にたくなった
何にも依存出来ない…
私の依存は治らない…
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綺麗事なんて
聞き飽きた…
リアルを知らない人達の
詭弁と御託…
並べられて…
一般論ばかり唱えられたら…
吐き気する…
救われない…
報われない…
助からないんだょ…
こんだけ言って
まだ分からない…?
こじつけの詭弁も
甘過ぎる戯言も…
これから年を重ねて…
本当の意味での
地獄と恐怖を目の当たりにしたら…
きっと分かる日が来るょ
自分の言っていた言葉が
どれだけ表面だけ綺麗に
飾られた詭弁で…
甘い戯言だったか…を、ね
綺麗事に御託並べに…
付き合っていられない…
私の終焉は…
すぐそこまで迫っているのだもの…
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何もかも
信じられる
そんな世界が訪れたなら
疑惑は無くなるのかな…
どんな事も
許す事の出来る
そんな日常が訪れたなら
抗いは無くなるのかな…
そんな世界…
そんな日常…
どんなに願っても
訪れるはず無いのに…ね…
どうして神様は…
僕たち人間に…
叶わない願い事を
願うように創ったのだろう…
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こうして芽生えるんだね…
悪魔の心が
僕を支配する…
僕の中に芽生えた
邪悪な心が
僕をコントロールする…
ほら……
背中を向けたら
その首、跳ね飛ぶよ…
ほら……
気を抜いたら
その心臓、握り潰してあげる…
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愛しいだなんて
簡単に口にして
僕の心を掻き乱す
甘い蜜の様な君の言葉は
僕の思考回路を狂わせる
清らかに、なんて言えないけれど
君を想う この想いは
変わらない…
僕の知らない君を
僕の知らない人に見せて
僕のジェラシー煽り立てる
愛してるだなんて
ありふれた言葉で
僕の心は君の掌中で
甘い果実の様なキスを交わしたなら
僕の脳内はオーバーヒート
赦される恋じゃないけれど
君をキライになんかなれないから
他人[ヒト]の知らない僕を見て欲しい
君の優しさは僕だけが独占したい
赦されない恋だとしても
君を愛する想いは
揺るがない…
君の涙も
君の笑顔も
君の香りも
僕だけのもの…
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夜のネオンが渦巻く
繁華街へ
出掛けていく…
人混みの雑踏に紛れて
独りじゃない、と…
実感したくて…
夜の暗闇に乗じて…
自らに巣食う闇を
隠したくて…
行き交う人の群に埋もれて
貴方の面影に翻弄される…。
交錯する闇の中で
貴方の面影を探した…
闇に乗じて…
貴方へのすがる想いを
ぶつけてみたけれど…
深い漆黒の闇に
飲み込まれていくだけ…
そして今宵も僕は
出口のない闇の中を
彷徨い続ける…