詩人:†るぃ†*もっと生きたい* | [投票][編集] |
月が高く照らす宵の闇…
僕に降り掛かった悪夢…
今度は助けてくれた…
僕の叫びが届いた…と…
心で感じることが出来た…
毛布を掛けてくれて…
パトカーに乗って…
恐怖で…ただ震えていた僕に…
貴方は優しい言葉を掛けてくれた…
恐怖の狭間に見た…
温かい温もり…
『もぅ大丈夫だから…』
その言葉と重なる様に…
遠い様で…
近くで聞こえる…
彼奴の怒声…
その声を聞くだけで…
鎮まりかけた恐怖が再び沸き上がる…
応援で駆けつけた
隊員に取り抑えられて…
パトカーに乗せ込まれた…
拘束されたのを見ると
少しだけ安心した…
『怖かったね…もっと早く見つけてあげる事が出来たら良かった…ごめんね…』
謝らないで下さい…
僕は確かに貴方達に救われました…
確かに…救われたから…
僕は今、生きた心地がします…
『大丈夫…』と言って差し出してくれた手を…
振り払ってしまってごめんなさい…
だけど、再び差し出してくれた手をとって立ち上がる…
その瞬間…
確かに、温かい人の心の温もりも一緒に握りしめた…
ありがとう、そして…
ごめんなさい…
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教えて…
君は僕を必要だ…と言ってくれる…
嬉しかったょ…
でも…分からないんだ…
僕の何が…
僕の何処が…
必要なの…?
君の一番じゃない僕の…
何が必要なの…?
君に必要なのは…
君の一番だよね…
僕じゃないよね…
それなのに…何故僕が必要なの?
ねぇ…教えて…?
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君と過ごした短い月日は
あっという間に過ぎ去って…
あっという間に君とお別れの時が来た…
小さな小さな…
未だ見ぬ君を…
星にしてしまった…
償いきれないこの大罪を…
如何様にして…
償おう…
私は確かに…
母になるはずだった…
でもね……
君を抱く事が出来なかった…
この世界に誕生させてあげることが…
出来なかった…
僕がこの世界で愛した…
たった一人の人との間に出来た…
君は…愛の結晶だったんだ…
ごめんね…
僕何かに宿らなければ…
君には未来があったのに…
ごめんね…
君の未来を…
僕が握り潰してしまった…
ごめんね…
ごめんね……
ごめんね………
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この腕に刻まれた
傷も……
心を抉る痛みも…
どんなカタチであっても…
苦しみであっても…
それも生きてる証…?
真っ赤な血を流すのも……
透き通った涙を流すのも……
生きてる証…?
今、心が苦しくて…
寂しくて……
押し潰されそうな不安感に
苛まれながら…
暗闇を彷徨っているのも…
生きてる証……なの…?
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どんな言葉をもってすれば…
貴方に僕の全てが伝わるのだろう…
どんな綺麗事や
御託並べに聞こえても…
この溢れんばかりの想いが
貴方に伝わるのなら…
僕が知っている全ての言葉を駆使して
貴方に届けたい…
たとえ最期の言葉になろうとも…
永久(とわ)に誓いたい…
貴方への想いを…
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貴方はどう思いますか…
―差別を...。
僕の大切な人は言いました…
『俺が差別されてきたから、差別はしたくない…』…と…。
差別の傷みを知っているから
人には出来ないんだょね…
される事の苦しみを
味わっているから…
同じ人間…
個人差があるのに…
差別する人間は…
どんだけ偉いんですか…
それって、単なる…
思い違いに
自分は優れてるって…
自惚れ…
じゃないんですか…?
…と僕はそぅ思います…。
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お前と俺は…
タイミングが悪かった…
出会うタイミングが悪かった…
だけど、お前だけは切ること出来ない…
あと少しだけ…
だったの……?
タイミングが悪かった……
と、必死に言い聞かせているよ…
だって…悪いのはタイミングだけだもの…
たったそれだけで…
貴方を諦めることは出来ない…
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どれだけ貴方に
好きと伝えても…
どれだけ貴方に
愛してると伝えても…
十分過ぎる程に
この想いが伝わっていても…
ゴールを迎えられない…
関係が……
悔しい……
それでも私は貴方を
諦めることは出来ないから
例えゴールに辿り着けなくても…
貴方が注いでくれる
真っ直ぐな愛情信じて
貴方を愛し続けます……
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―幸せですか?
―大切なものはありますか?
―守りたい人はいますか?
僕が失ったもの?
幸せだょ?
大切なものだよ?
守りたい人だよ?
それらを、失った時…
僕には何も残されていない…と…
大空に絶望した…
だけど、生きている限り…
何もかもを失ったとしても…
諦めることは許されない…と…。
僕には聞こえた…
神様じゃない…
天国に行った…
君の言葉だよ…
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貴方に出会って…
僕は…大切なものを
沢山取り戻した…
笑う事…
涙する事…
思いやる事…
たまには怒ったりもするけれど…
貴方に出会わなければ…
僕は…きっと…
今でも、道化のままだった…
そぅ思う…
貴方と笑い合い…
涙を拭いて…
時には口論もしたけれど…
貴方から貰った
“思いやり”が…
僕をセーブしてくれた…
貴方が居なかったら…
きっと今でも…
僕は…“道化”のままだっただろう”