詩人:†るぃ†*もっと生きたい* | [投票][編集] |
痛みに耐えて
目を開けると…
いつの間にか宵の闇…
苦しみを堪えて…
声を出しても
誰にも届かない…
僕は闇の中で
呻き続ける…
月の光すら届かない
漆黒の闇の中で…
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僕が流した涙を
君はそっと救い上げて
夜空に振りまく…
星屑の煌めく夜空へ
僕の涙は羽ばたいて
草原に寝転んだ
星天の海を眺めながら
風に頬を擽られ
僕は束の間の眠りに落ちた…
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過去形なんかじゃないよ…
貴方が翼を持った後も…
私の最高の理解者でいてくれた時も…
貴方が死して尚…
私の中の貴方の存在は…
進化し続ける…
叶うことなら
もう一度一緒に笑って欲しい…
願って良いなら
もう一度一緒に泣いて欲しい…
望んで良いなら
もう一度怒って欲しい…
大好きな貴方だから…
全てを共有したいんだ…
一番の理解者だから…
全てを晒けだしたいんだ…
今は、天国で見守ってくれているよね…
そぅ、信じてる…
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あの夕焼け…
貴方が死を以て
私に教えてくれた事…
生きる事の意味…
生きる事の喜び…
死がもたらすもの…
笑う事の出来る幸せ…
涙する憂い…
苦しみの乗り越え方…
立ち向かう強さ…
そして、命の重み…
尊さ…
その全てを…
貴方は自らの死を以て
私に教えてくれました…
私が道に迷わない様に…
その尊い命を犠牲にして…
私にその全てを教えてくれました…
私が苦難に立ち向かえるように…
道に迷ったら…
貴方を想います…
苦難にぶつかったら…
貴方が戦っていた姿を…
回想します…
命と言う重すぎる犠牲を払って
私に教えてくれた事…
微塵も無駄には出来ないから…
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紅の夕焼け…
貴方は背中に羽根を持った…
白銀の大きな羽根を…
私がいなければ…
私と出会っていなければ…
貴方は天に還る事は無かったのに…
紅の夕焼けに…
私の楯となり…
噴き出した鮮血は…
私の涙を一瞬にして血の涙へと変えた…
声に成らない声で…
貴方と紅に染まりながら…
咽び泣いた…
でも、貴方は還ってきてはくれなかった…
貴方は最後の力を振り絞って、言葉を遺した…
『無事で…よかった…』
どんどん冷たくなっていく貴方を抱きしめて…
ただただ、貴方に謝る事しか出来なかった…
私が奪ってしまったんだ…
貴方の未来…
貴方を信頼していた上司から…
貴方を尊敬していた部下から…
貴方とのライバルから…
私が奪ったんだ…
ごめんなさい…
今でも、焼け付くような夕焼けを見ると…
貴方が近くにいてくれているような気がして…
夕焼けに向かって
貴方に言葉をかけているよ…
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僕の糧は…
貴方の言葉…
僕の糧は…
貴方の笑顔…
僕の糧は…
貴方の幸せ…
僕の糧は…
貴方の安らぎ…
貴方が幸せなら…
それだけで僕も幸せ…
生きるパワーに変わるんだ…
飾らない…貴方を、愛してる…
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薬が切れた……
地獄の到来……
薬を投与した……
副作用と言う名の
生地獄の到来……
どっちをとっても…
結局、地獄の文字が付きまとう……
天国に逝かせてくれなんて……
言わないからさ……
せめて…楽にしてよ…
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もっと、笑いたい…
もっと、泣きたい…
もっと、怒りたい…
もっと、悩みたい…
もっと…もっと…
生きたい……
裕福だろうと…
貧しくても…
生きている…
それだけで…いいんだ…
この地にしっかり両足ついて…
朝陽を浴びて…
夕焼けに叫んで…
月夜に涙を流して…
贅沢なんか要らない…
私の愛した人が心の中で
笑ってくれているのなら…
それだけで生きるエネルギーになる…
もっと、生きたい…
先生……助けて……
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貴方への、喜びの気持ちを紡いで…
貴方への、悲しみの気持ちを紡いで…
貴方への、憤りの気持ちを紡いで…
貴方への、愛を紡いで…
こんなに…こんなに…紡いでも…
伝わらない…
伝えきれない…
伝えられない…
たとえ拙い言の葉でも…
私の気持ちを紡いで
貴方へ届けたい…
貴方への心へと響くように…
伝わらない
伝えきれない
伝えられない、言の葉を…
少しでも貴方の心へと
届きますように、私は言の葉を紡ぎ続ける…
貴方の心へと届く事を…
流星に願って…
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嘘でもいいから…と
愛して欲しくて…
貴方を求めた…
私が流す涙は
貴方にしたら…
単なる“我が儘”にしか過ぎないのかも知れない…
嘘でも……
私といる間だけでもいい…
私だけを見て欲しい…
私だけを愛して欲しい…
ただ…それだけだった…
貴方無しでは生きてはゆけない、と…
貴方を失い掛けた日…
何度も、この世界に告げようとした…別れ…
例え虚飾の愛でも…
私だけを愛している、と…
言って欲しかった…
その言葉だけで…
私は、また少しずつ…前に進める様な気がするから…